第29回MOA美術館全国児童作品展

MOA美術館全国児童作品展について

About MOA Museum of Art Children's Art Exhibition

 

開催にあたって

 

 

現代の日本は、グローバル化、少子高齢化などによって多様な社会へと激しく変化しており、学校教育においても、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」をバランスよく育成することを通じて、これからの社会において「生きる力」をより一層育むことが重要になっています。
MOA美術館児童作品展は,「学習指導要領」にもとづき、子どもたちが自然・環境、社会、他者との関わりを通して、興味や関心をもったことを、感性を働かせながら絵画や書写によって表現することで情操を養い、豊かな心を育てることを目的に開催しています。
子どもたちの創作活動を奨励することは、夢や目標に向かって自ら考え、行動する力を高めると同時にそれぞれの国の伝統と文化への関心を高め国際文化交流に資するものと考えています。
本児童作品展は、2万人を超える全国の美育ボランティアによって支えられ、さまざまな個人、団体と協力しながら、医療福祉機関での巡回展示や、年間を通じた美育活動など、学校・家庭・地域が連携し、社会全体で子どもを育ていくことを重視するもので、このことによって、地域社会の絆を深め、心身ともに健康な活力のあるコミュニティづくりを願っています。
第29回となる本年は、海外13ヶ国31会場を含む418会場で開催し、応募総数471,213点、参加校数9,282校となりました。このたび、各会場の最優秀作品から厳正な審査によって個人賞ならびに団体賞を選出し、全国展を開催します。子どもたちの多様な個性・能力によって制作された創造性やチャレンジ精神あふれる作品を是非ご鑑賞ください。
本展の開催にあたり、ご協力賜りました関係各位に深く感謝を申し上げるとともに、今後も未来に羽ばたく子どもたちに夢と希望を与えられる児童作品展としてご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

MOA美術館

開催期間

展    示  平成30年1月13日(土)から2月14日(水)まで
表彰式  平成30年1月28日(日)午前10時より 於 館内能楽堂

主催

公益財団法人岡田茂吉美術文化財団(MOA美術館)

後援

参加対象

応募総数471,213点、参加校数9,282校、会場数418会場における「MOA美術館奨励賞」の作品の中から入賞・入選300点を展示

審査員

絵画の部

書写の部

団体の部(文部科学大臣賞学校奨励賞 厚生労働大臣賞)

(順不同・敬称略)

絵画の部

書写の部

団体の部


絵画の部

Drawing seciton

総評

第29回MOA美術館全国児童作品展には、小学生の絵画作品が国内から300,838点、海外を合わせると合計319,084点もの出品がありました。全国の小学生人口が約648万人ですので、約21人に一人が出品していることになります。この数は、小学生の絵画コンクールとしては国内最大規模です。
小学生にとって絵を描くことは、どのような意味があるのでしょうか。このコンクールでは、単に技術的に優れた作品を描かせるのではなく、子どもたち一人一人が感性などを働かせて様々なことを感じ取りながら考え、自分なりに工夫し、表現していくことを重視しています。例えば、よく見て描くことで、普段見慣れているものから新たなよさや美しさなどを発見することができます。思い出を描くことで、楽しかったことや家族や友達、地域の方などの多くの人との関わりの大切さを改めて感じることができます。また、夢や想像の世界を描くことで、自分の心の中を可視化したり将来について考えたりすることができます。ただ単に絵を描けば、感性や創造性、情操などが育つのではなく、絵を描くときのプロセスの中で子どもたちがどのようなことを感じ取り、考え、表現したかが重要だと考えます。
そのため審査に当たっては、作者の児童が「何を表現したかったのか」「何を考えながら描いたのか」「どんなところを工夫しているのか」など、絵と題名を見ながらできるだけ丁寧に読み取ることを大切にしています。本コンクールでは、近年、このような子どもの思いや願いが込められた作品が数多く見られるようになってきました。30万点以上の出品数とともに、作品の質の高さも、この絵画コンクールが積み上げてきた大きな成果であると感じています。
今後とも、このコンクールへの出品が、子どもたちがじっくりとものを見つめたり考えたりしながら、夢中になって絵を描く時間を保証することにつながってくれることを願ってやみません。

環太平洋大学副学長 村上 尚徳

受賞作品

文部科学大臣賞

和歌山県 和歌山市立太田小学校
1年 森口 麻絢
『かめさん おおきくなあれ』

文部科学大臣賞

かめさん おおきくなあれ

森口 麻絢

和歌山県 和歌山市立太田小学校 1年

カメが大好きでエサやりたいけんをしたときのことを思いだして描きました。カメのこうらや足を描くのがむずかしかったです。

村上 尚徳

色遣いを工夫して大きく描かれたカメの甲羅と、エサをあげているぐいっと伸びた手が視線を引きつけます。子ガメがエサをめがけて泳いできている姿もかわいいですね。水面を表す波の線を上部に描くことで、水槽の向こう側に立っているような臨場感が伝わってきます。

文部科学大臣賞

大阪府 大阪市立東粉浜小学校
2年 井上 茉優
『列車で宇宙旅行』

文部科学大臣賞

列車で宇宙旅行

井上 茉優

大阪府 大阪市立東粉浜小学校 2年

うちゅうはロケットでしか行けないけど、いつか列車で行けるようになったらいいな、と思って描きました。列車にのっている人たちは、えん足の時お友だちとちかてつにのったことを思いだしながら描きました。列車の形がうまく描けなかったので何回か下描きを描きなおしました。完成したときは本当に列車でうちゅうりょこうをした気分になってうれしかったです。

村上 尚徳

列車の正面を画面の右に寄せ、中央から左側に側面を横長に描くことで、列車がカーブをしながら迫ってくる様子が効果的に表現されています。宇宙が赤や黄色を使って明るく描かれており、楽しさと迫力が感じられる作品に仕上がっています。

文部科学大臣賞

愛知県 豊川市立金屋小学校
3年 北村 匠
『大好きなハゼつり』

文部科学大臣賞

大好きなハゼつり

北村 匠

愛知県 豊川市立金屋小学校 3年

描こうと思った理由は、楽しいハゼつりに行って、たくさんつれたので「せっかくだから描いて見よう」と思ったので描きました。描いているときは、ハゼつりが楽しかったから、そのまま楽しさをひょうげんしようという気持ちで描きました。くふうしたところは、海のところです。どうしてかと言うと、一つ一つ色をかえて描いたからです。くろうしたところはムギワラぼうしのところです。どうしてかと言うと、色をまぜすぎないように、気をつけないといけないからです。

村上 尚徳

よく見ると全員の竿にハゼが釣れていますね。匠君は、赤いバケツに釣れたハゼを入れようとしているところでしょうか。赤いカニも絵のアクセントになっていて、楽しいハゼつりの様子が画面全体から伝わってきます。

文部科学大臣賞

福井県 福井市立明新小学校
4年 藤本 縁生
『福井のほこりあるお城』

文部科学大臣賞

福井のほこりあるお城

藤本 縁生

福井県 福井市立明新小学校 4年

僕がこの作品を描こうと思った理由は、福井には古くからのお城があると聞いて、それにきょう味があったからです。描いている時は、昔の人は、こんなれきしにのこるお城を作ってすごいと思いました。お城やかわらの数、石がき、その周りにある草木を立体的に表すことがむずかしかったです。色合いやそれぞれの形を表現することもむずかしかったです。一つ一つの細かい作業に時間がかかったので、完成した時は深みのある立派なお城ができました。

村上 尚徳

荒々しい黒い線から筆の勢いが感じられ、お城の重厚な迫力が見事に表現されています。また、茶色や白の壁の色、木々の緑などが黒い線と調和をして、日本的なイメージが伝わってくる力強い作品に仕上がっています。

文部科学大臣賞

山口県 美祢市立別府小学校
5年 篠田 直央
『かばんの旅』

文部科学大臣賞

かばんの旅

篠田 直央

山口県 美祢市立別府小学校 5年

長い夏休みに楽しい旅行に行っている雰囲気を描きたくてこの絵を描きました。かばんが色々なところを訪れて、少し古くなってしまったような色を出すところを工夫しました。また、行ってみたい国の風景を上に描きました。砂浜の色も光と影を意識して変えました。

村上 尚徳

砂浜に大きく描かれたかばんは、色を重ねながら存在感豊かに描かれています。それに対比するように背景の街並みは、明るい色彩で軽快に表現されています。かばんが外国の街を旅している感じが、効果的に表現されています。

文部科学大臣賞

兵庫県 西宮市立甲東小学校
6年 可部 七帆
『なじみのせんべい屋』

文部科学大臣賞

なじみのせんべい屋

可部 七帆

兵庫県 西宮市立甲東小学校 6年

鳥取のおばあちゃんの家に遊びに行くと、せんべい好きの私のために、いつもおばあちゃんが「たまだ屋せんべい」さんに連れて行ってくれます。店内に入るとガラス越しに、おじさんがせんべいを焼いていて、おいしそうなにおいがただよっています。おじさんが一生懸命、手早くせんべいを焼いている様子を描いてみたいと思いました。いろいろな道具があったので道具を描くのが難しかったけど、丁寧に描こうと思って描きました。

村上 尚徳

せんべいを焼くお店のおじさんの姿や、お店の様子は七帆さんにとって、とても新鮮で魅力的な情景だったのでしょう。おじさんを中心に、手前にある道具や機械などが細かいところまではっきりと描かれています。それに対して、背景はぼやかして描くことで、手前に視線が集まるように工夫されています。

外務大臣賞

大阪府 大阪市立東粉浜小学校
2年 茶本 果里奈
『ドンドンたいこ』

外務大臣賞

ドンドンたいこ

茶本 果里奈

大阪府 大阪市立東粉浜小学校 2年

私がこの絵を描くのにくふうしたところは、地めんのところです。茶色のつぎに、ちがうたくさんの色をかさねて描きました。また、たいこを見ている人のひょうじょうもこまかいところまでがんばって描きました。完成してみてじぶんでもすてきな絵にしあがったと思いました。

村上 尚徳

「ドンドコ、ドンドコ」と、絵から太鼓の音が聞こえてきそうです。太鼓をたたいている人の配置や動きの表現がよく工夫されていて、空間の広がりや臨場感が感じられます。茶色を基調とした作品ですが、太鼓や床の色を丁寧に塗り分けることで、絵に変化を与えています。

外務大臣賞

千葉県 酒々井市立酒々井小学校
6年 峯田 知明
『勇壮な12台の叩き合い』

外務大臣賞

勇壮な12台の叩き合い

峯田 知明

千葉県 酒々井市立酒々井小学校 6年

描こうとした理由は、六年生最後なので、三年生の時に描いた絵を、もっと上手に描こうと思い、この絵にしました。苦労したのは、服や模様などです。服の模様は、かぶらないようにするために数日ほどかかったのが苦労したことです。

村上 尚徳

細かいところまで、とても丁寧に描かれた作品です。じっくり見ていくと人物の髪形、服装、しぐさ、山車や祭りの様々な道具などの一つ一つが工夫されて描かれており、いろいろな発見を楽しむことができます。色彩も豊かで祭りの楽しさが伝わってきて、絵の中に入っていきたくなります。

外務大臣賞

アルゼンチン リンコン デル アルテ学校
6年 フランコ デ トマ
『美しいか醜いかでなく、忍耐が重要』

外務大臣賞

美しいか醜いかでなく、忍耐が重要

フランコ デ トマ

アルゼンチン リンコン デル アルテ学校 6年

私の考えは、いくつかのことによって引き起こされた私の悲しみを表わすことでした私は幼少の頃から非常に敏感で、食べるものがない人々、寝る場所も暖まる場所もなく働いている私と同じくらいの子供達を見て、心配し、苦しんでいました。私の作品の中に、間違っているものを取り除く方法を見つけ、幸せに感じました。私は悲しみを表現するために、表情にある光と影を表わすのに軟膏を塗布するという独自の方法を使用しました。小さな紙から、準備された大きな紙に描くことになって、とても時間がかかりました。しかし、私は成功する!入賞のニュースを聞いたとき、私は奇妙に感じましたが、同時に私は大きな意味と価値があるので、とても幸せでした。私は審査員の先生方が私が描いた感情を理解してくれたと感謝しています。

私の国を代表することはとても嬉しいですが、同時に私の絵は悲しみの瞬間を過ごした多くの子供達を表していると感じています。ありがとうございます。

村上 尚徳

この絵を初めて見たときに、何か心に残る作品でしたが、作者の表現意図を知ると、大変奥深い思いが込められていることが分かりました。絵は、目に見えるものだけでなく、見えない心を表現する力がありますが、描き方や色遣い、描画材料などを工夫することにより、悲しみの感情が見事に表現されています。

厚生労働大臣賞

大阪府 大阪市立豊仁小学校
4年 喜田 彩音
『弟が田んぼに落ちた!』

厚生労働大臣賞

弟が田んぼに落ちた!

喜田 彩音

大阪府 大阪市立豊仁小学校 4年

おばあちゃんの米寿のお祝いで島根に行った時、いとこと田んぼであそんでいたら弟がやってきました。私の弟はとてもおっちょこちょいでダメといわれたことをやってしまうタイプです。なので弟が田んぼの近くでジャンプしていたので「おちそうだな~」と思っていると本当におちてしまい、周りの大人が笑いながらおおあわてしていたのがおもしろかったのでこの作品を描こうと思いました。描いているとき「弟の口の中に藻がはいっていたな~」「服がびちゃびちゃで外のホースで洗ってもらってとてもいやそうな顔をしていたな~」といろいろ思い出しながら描いたので楽しかったです。難しかったところは、ふあんな表情を表げんすることと、光と影を、絵の具の濃さと水の量で表げんしたところです。たくさん時間がかかって、とちゅうで「いつ完成するのだろう、まにあうかな‥」と心配になったけどがんばって完成したときはとても嬉しく、弟にみせると、僕だ!とよろこんでいてよかったなと思いました。

村上 尚徳

絵を見ただけでは、「なぜ水をかけているのかな」と考えてしまう作品ですが、題名を読むと理解ができ、イメージが一気に広がります。不安で気まずそうな表情、顔や服に付いた藻の表現など、優れた観察力と描写力により臨場感が伝わってきます。思わず微笑んでしまう作品です。

農林水産大臣賞

岡山県 岡山市立三門小学校
3年 雲岡 希志乃
『じいじ、すごい!』

農林水産大臣賞

じいじ、すごい!

雲岡 希志乃

岡山県 岡山市立三門小学校 3年

海にじいじと私とお母さんとお姉ちゃんとじいじのお友だちで行きました。じいじが投網で大きなチヌをとってくれました。なんども魚がにげたのにじいじはふねの上で重たい投網をなんかいも打ってくれました。お魚が入っていた時、うれしかったので描きました。投網にお魚が入っているのを描くのをがんばりました。

村上 尚徳

おじいさんの満足そうな笑顔が印象的な作品です。網の透明感のある滑らかな線やチヌのうろこの細かい表現が、丁寧に生き生きと描かれています。背景の海の深い色と手前の人物の服の鮮やかな色彩も対照的で、画面に変化を与え、絵の魅力を高めています。

環境大臣賞

大阪府 豊中市立大池小学校
5年 山口 尚美
『ヒマワリ』

環境大臣賞

ヒマワリ

山口 尚美

大阪府 豊中市立大池小学校 5年

昨年の担任の先生に「広島のおばあちゃんの家に行った時、ヒマワリを見に行くといいよ!」と教えていただきました。その時ヒマワリの絵を描こうと思いました。そこは110万本ものヒマワリが植えてあるヒマワリ畑でした。ヒマワリの写真をたくさん撮りました。どんなヒマワリを描こうかと決めるのが一番大変でした。工夫したところは、ヒマワリの種を描く時、色々な色を使ったことと、花びらの色にむらさきや水色を使ってみたところです。迫力あるヒマワリを描くことができてすごく嬉しいです。

村上 尚徳

画面からはみ出すように二つのヒマワリを配置した大胆な構図です。普段見ているものでも、よく見るといろいろな発見がありますが、尚美さんはそれを独自の感性で豊かに表現しています。ひまわりの種や花びらの美しさに改め気付かせてくれる作品です。

日本PTA全国協議会会長賞

埼玉県 越谷市立明正小学校
1年 水野 夏帆
『かわいいミルクちゃん』

日本PTA全国協議会会長賞

かわいいミルクちゃん

水野 夏帆

埼玉県 越谷市立明正小学校 1年

描いたりゆうは、ねこちゃんがかわいいからです。じょうずにできるかしんぱいでした。えのぐがかわくまえにわりばしで描くのがむずかしかったです。

村上 尚徳

全国子ども会連合会会長賞

広島県 福山市立野々浜小学校
1年 大野 心花
『にわとりとひとびと』

全国子ども会連合会会長賞

にわとりとひとびと

大野 心花

広島県 福山市立野々浜小学校 1年

私はにわとりがいろいろなうごきをしているところを描きたかったから描きました。じぶんがにわとりになったきもちでやりました。色をまぜてくふうしました。かんせいしてうれしかったです。

ボーイスカウト日本連盟理事長賞

埼玉県 上尾市立富士見小学校
4年 藤井 みい茉
『夜のカブト虫』

ボーイスカウト日本連盟理事長賞

夜のカブト虫

藤井 みい茉

埼玉県 上尾市立富士見小学校 4年

毎年かぶと虫やくわがたをつかまえにいって、家にいるから、実物を見て描けると思いました。紙の横にかぶと虫をおいて、どんな形をしているのかと観察しながら描きました。かぶと虫が後ろ羽を開いた時の、軸のようなところがむずかしかったから頑張って描きました。かぶと虫の角の形を描くときもむずかしかったです。葉っぱを描いている時が一番楽しかったです。

審査員賞

兵庫県 豊岡市立城崎小学校
4年 西浦 航生
『春の姫路城』

審査員賞

春の姫路城

西浦 航生

兵庫県 豊岡市立城崎小学校 4年

僕はお父さんと姫路城に行きました。その時とても白くて美しいお城だと思ったので姫路城の絵を描きました。工夫したところは、きれいなお城にしたかったので、スクラッチの黒色をけずったら出てくる色に明るい色を使いました。絵の具の白色がスクラッチの黒色にまざらないように気をつけました。月が光っているようにしたかったので、コンテで月のまわりをぬりました。また、きれいなものを見つけたら絵を描きたいです。

審査員賞

韓国 ソウル カリョン小学校
5年 キム・イェヒ
『雪がこんこんと降るメリークリスマスの夜 』

審査員賞

雪がこんこんと降るメリークリスマスの夜 

キム・イェヒ

韓国 ソウル カリョン小学校 5年

作品を描いた理由は、私には、いつもワクワクして待つクリスマスの幸せな思い出があるので、クリスマスをテーマにして描きました。もう一つは、華やかで美しい色彩で表現できるテーマだったからです。白い雪、そして華やかな照明と花火の美しさが調和した様子を描きたかったです。絵を描くときは、雪の積もった山の背景の色塗りがとても難しかったです。雪は白色だから明暗をつけても目立たなくて大変でした。夜に降る雪と山、地面に降る雪の違いを付けるために表現に頑張りました。また、華やかさの表現のために花火を強調することが少し大変でした。でも絵をしあげたら胸がいっぱいになりました。少し手の込んだ表現だったけど、ちゃんと表現できて嬉しかったです。もうすぐ来るクリスマス。私は自分の絵をみて、もうわくわくしてきました。白い雪をみて心がきれいになってみんなで幸せを感じましょう。家族、友達、先生、みんなファイト!

入賞者一覧

金賞

佐賀県 小城市立三日月小学校 2年 藤井 陽大 『きらきらぼし』
広島県 私立ぎんがの郷小学校 3年 掛谷 佐和 『カープのラッキーセブン』
静岡県 沼津市立門池小学校 5年 三井 遥介 『ちょうちんの夜』
和歌山県 湯浅町立湯浅小学校 5年 鈴木 千尋 『ガラス体験』
北海道 札幌市立幌南小学校 6年 佐藤 駿成 『こんな歴史があったのか』

銀賞

和歌山県 田辺市立鮎川小学校 1年 田上 一花 『川あそびは たのしいな!』
島根県 益田市立益田小学校 1年 山﨑 愛奈 『おおきなかぶ』
愛媛県 松山市立みどり小学校 1年 岡田 知也 『おにはーそとー!』
ブラジル こいのぼり学園 1年 ヘイリー マキ イダ 『街 CIDADE』
静岡県 伊豆市立中伊豆小学校 2年 鴻野 友舞 『ほたる見つけた』
大阪府 堺市立はるみ小学校 2年 吉富 百花 『虫とり』
兵庫県 伊丹市立稲野小学校 2年 川西 颯介 『丹波の倉町川で魚をいっぱいとったよ』
静岡県 伊東市立宇佐美小学校 3年 小柳 志侑 『いっぱいとれたよ』
静岡県 長泉町立北小学校 3年 北村 音色 『おじいちゃんのすいか』
大阪府 藤井寺市立藤井寺南小学校 3年 三原 茉悠 『ふしぎな宇宙』
アメリカ  マカラパ小学校 3年 エリーシャ・アリソン 『ビーチを歩く Along The Beach』
静岡県 富士市立吉永第一小学校 4年 中川 大聖 『チャレンジ!! 沢登り!!』
広島県 広島市立江波小学校 4年 加藤 紗季 『ワッショイ!ワッショイ!』
宮城県 聖ドミニコ学院小学校 5年 中村 匡 『リアル自販機』
福岡県 芦屋町立芦屋東小学校 5年 井上 帆音 『ぼくの頭の中のモヤモヤヘビ』
青森県 青森市立大野小学校 6年 大谷 怜央 『修復された陽明門』
兵庫県 明石市立錦が丘小学校 6年 髙田 大智 『水なすの収穫』
香川県 高松市立太田小学校 6年 真鍋 遙希 『秘密の話』

銅賞

新潟県 佐渡市立両津小学校 1年 石山 麗慈 『にわとりさんとなかよし』
兵庫県 西脇市立芳田小学校 1年 長谷川 晴一 『えんぴつがおどっちゃった』
鹿児島県 南さつま市立大浦小学校 1年 狩集 琶月 『くじらだ!』
タイ バーンタイサマッキ小学校 1年 ナンティダー・ソムヌク 『歯が痛い』
岩手県 一関市立南小学校 2年 前田 妃希 『ザリガニくん長生きしてね』
埼玉県 上尾市立原市南小学校 2年 今村 翔太 『わー 雨だ!』
神奈川県 湯河原町立東台福浦小学校 2年 大島 優星 『大はくりょく、青森ねぶたまつり青みね山の牛き出陣』
島根県 浜田市立原井小学校 2年 岡田 知樹 『花の中であそんだよ』
大阪府 泉大津市立条南小学校 3年 赤﨑 真大 『海のお母さん』
兵庫県 加西市立北条小学校 3年 池本 拳 『やっと見つけたおひさま』
山口県 山口大学教育学部附属山口小学校 3年 八十島 由唯 『がんばった水泳教室』
タイ バーンシンラパ小学校 3年 カンヤーパッド・チャイマニテード 『わたしの幸せ』
滋賀県 大津市立仰木の里東小学校 4年 池見 茉莉 『お肉ちょ~だい!!』
兵庫県 相生市立双葉小学校 4年 横家 悠真 『深海のキセキ』
広島県 東広島市立寺西小学校 4年 山﨑 喜伸 『安芸津の空に光のシャワー』
沖縄県 うるま市立平敷屋小学校 4年 仲里 珠理 『魚(タマン)をさばくお母さん』
神奈川県 南足柄市立岩原小学校 5年 保田 愛心 『バイクとお父さん』
長野県 長野県立長野ろう学校 5年 池田 傑史 『神様の木』
福岡県 福岡市立千早小学校 5年 水﨑 弾 『ちょっと! 落ちんでね!』
熊本県 天草市立牛深小学校 5年 浅田 櫻華 『あみを直す漁師』
沖縄県 宜野湾市立はごろも小学校 5年 折田 悠世 『兄弟三人で万座ビーチ』
タイ モンフォード小学校 5年 シリパパー・パントゥラーポン 『屋外でのタイ仮面舞踊劇~コーン~』
青森県 青森市立長島小学校 6年 木浦 綺音 『消えゆく自然~ニホンオオカミ~』
神奈川県 真鶴町立まなづる小学校 6年 粟生 凪咲 『寿獅子舞』
神奈川県 座間市立相武台東小学校 6年 清遠 元皓 『生きる!!』
岐阜県 大垣市立東小学校 6年 齋藤 光起 『畏れと敬いの三十三間堂』
大阪府 堺市立南八下小学校 6年 植木 愛莉 『京都府伊根町の舟屋』
大阪府 泉大津市立旭小学校 6年 堀内 和純 『お父さんと将棋』
兵庫県 赤穂市立原小学校 6年 起塚 龍玄 『黒猫は海月の夢を見る』
兵庫県 香美町立長井小学校 6年 宮脇 悠杜 『祈り抱く樹』

書写の部

Calligraphy section

総評

受賞された皆さん,本当におめでとうございます。
MOA美術館全国児童作品展の「書写の部」には、海外からも含め152,129点の応募があり、出品点数は歴代最多となりました。また、出品された作品のレベルはとても高く、最終審査に残った作品は本当に甲乙付けがたい力作ぞろいでした。この作品展は日本を代表する屈指の書写のコンクールであり、各賞を受賞された作品は完成度がとても高く、日頃からの努力を感じました。また、いっしょに届けられている感想文からは、皆さんの苦労したところ、家族への感謝の気持ちが伝わってくる内容で、作品と感想文が一体となって、作品に対する思いが審査員に伝わり、一同心を打たれました。
このコンクールの出品課題は皆さんが自由に決めることができます。まずは書こうとする言葉を決めることから始めることでしょう。その時から、すでに作品作りは始まっているとも言えます。皆さんの言葉への思いが、作品の豊かさや広がりにつながっています。低学年は平仮名の言葉を書いた作品が多く、筆を大きく動かして、紙面いっぱいを使って書いた作品が印象的でした。中・高学年の漢字作品は一点一画の筆使いが着実で、紙面のまとめ方がすばらしく、余白は輝きを放っている作品がありました。また、漢字と平仮名が良く調和し、豊かさが感じられる作品も多かったです。
すばらしい作品を仕上げるには、一点一画「心をこめて書く」ということが大切です。また、書いた後は、必ず見なおし、うまくいかなかったところを確認し、それを解決できるように努力するようにしてください。何度も書くことによって、基本点画、字形と文字の配列が着実なものとなります。さらには、紙面全体を見わたしながら、一つのリズムに乗って、筆を運んでいくことが大切です。
最後に、このコンクールに毎年たくさんの作品が応募されることに、深くお礼を申し上げますとともに、学校、地域、家庭が一体となった支援体制のますますの充実をお願い致します。

文部科学省教科調査官、東京学芸大学教授 加藤泰弘

受賞作品

文部科学大臣賞

神奈川県 秦野市立本町小学校
1年 熊澤 巧
『つり』

文部科学大臣賞

つり

熊澤 巧

神奈川県 秦野市立本町小学校 1年

おかあさんが小学生のときに、MOA美術館作品展でなんども賞をもらっていた。そのときのさくひんがいえにかざってあるのをまい日見ている。僕も上手に書いて賞がほしいとおもった。「つり」は僕のにがてな字。ふとく書こうとすると「つ」が大きすぎて「り」が小さくなった。「つ」のまがりや、はらいがきれいに書けなかった。「り」はかたちをきにすると、ほそく小さくなった。上手に書けなくて、なんども泣きながら書いた。どうしても、おかあさんのように賞がほしくて、あきらめず夏休み中まい日れんしゅうした。さいごは、しょどうきょうしつの先生や、おかあさんもびっくりするくらい、ふとく大きな「つり」が書けた。

加藤 泰弘

筆の動きがとてもリズミカルですばらしい作品に仕上がりました。自在な筆使いはとても一年生とは思えません。何度も練習した姿がその書きぶりから伝わってきます。名前もぴったりとおさめています。

文部科学大臣賞

兵庫県 たつの市立小宅小学校
2年 テルファ 美葡
『ともだち』

文部科学大臣賞

ともだち

テルファ 美葡

兵庫県 たつの市立小宅小学校 2年

私は「ともだち」という字を書きました。私がようちえんくらいのとき、お兄ちゃんの展覧会について行きました。すごくかっこよく「ともだち」と書いてあるのを見ました。大きくなったら私も書いてみたいなとずっと思っていました。夏休み、毎日ラジオたいそうから帰ってきたらすぐ習字をしました。夏休みはほかの字もいっぱい書きました。「ともだち」がいちばん好きな字だったから、いちばんたくさんれんしゅうしました。私はふとく、大きく書くのが好きです。でも、ふとく大きく書いたら、ぜったい紙からはみだします。「も」と「ち」のはねをいきおいよく「ばしゅっ」とはねても紙からはみださないように、毎日れんしゅうしました。おしゅうじの先生がもっとかっこよく書ける書き方をおしえてくれました。まねできるようにもっとれんしゅうしました。いちばんたくさんれんしゅうした私の大好きな字で賞がもらえて、とってもうれしいです。いっぱいれんしゅうしてじょうずになりたいです。

加藤 泰弘

どうどうとした筆使いで書かれたすばらしい作品です。一筆一筆、とても力強く書かれ、圧倒されました。また平仮名の字形もみごとで、紙面全体をいっぱいにつかってぴたりとまとめています。

文部科学大臣賞

広島県 福山市立瀬戸小学校
3年 髙瀬 康太
『工作』

文部科学大臣賞

工作

髙瀬 康太

広島県 福山市立瀬戸小学校 3年

この作品は習字の先生と決めました。僕の字は先生から「力強さがあってよい」と言われて、ほめてもらっていたから力強く僕の字のよいところが書けると思って『工作』に決めました。書く時は、きょ年奨励賞をもらった人を見てうらやましかったから、「今年は、奨励賞をもらうんだ!!」と思いながら書きました。『工作』は太さや細さの強弱がわかりにくくて、むずかしかったです。だからたくさん練習をしました。名前もきょ年は小さかったから今年は大きく書くように気をつけました。書けた時は、やっと書けたと「ほっ」としました。奨励賞がもらえて本当にうれしいです。

加藤 泰弘

一点一画とても着実な筆使いで書かれ広がりが感じられます。二文字の中心線をそろえて、ぴたりと紙面におさめ、余白がとてもきれいです。むずかしい漢字の名前もうまく書いています。

文部科学大臣賞

香川県 高松市立木太北部小学校
4年 山地 心音
『思いやり』

文部科学大臣賞

思いやり

山地 心音

香川県 高松市立木太北部小学校 4年

私は思いやりの気持ちをいつも持てる人になりたいです。この字を書いている時は心を落ちつかせて漢字と平がなのバランスを考えて、リズムに乗って書きました。夏休みの間、何枚も書いて完成した時、とてもうれしかったです。これからも、たくさん練習して上手になりたいです。

加藤 泰弘

漢字と平仮名がみごとに調和したすばらしい作品です。どうどうとした筆使いで書かれ,力強さとやさしさを兼ね備えています。紙面全体をいっぱいに使い、四文字を抜群のバランスでおさめています。

文部科学大臣賞

鹿児島県 南九州市立手蓑小学校
5年 高吉 逞花
『星ふる夜』

文部科学大臣賞

星ふる夜

高吉 逞花

鹿児島県 南九州市立手蓑小学校 5年

5年生になって初めて四文字に挑戦しました。漢字とひらがなのバランスを考えながら書きました。「夜」のはらいを上手に書けず、苦戦しました。何度もあきらめそうになりましたが、作品ができるまで一生懸命がんばりました。

加藤 泰弘

漢字は点画の書き方が着実で安定感があります。漢字と平仮名を上手に調和させ、四文字を絶妙なバランスでおさめています。全体を通して、余裕と広がりが感じられるすばらしい作品となりました。

文部科学大臣賞

兵庫県 姫路市立広畑第二小学校
6年 川端 麻鈴
『無我夢中』

文部科学大臣賞

無我夢中

川端 麻鈴

兵庫県 姫路市立広畑第二小学校 6年

小学校生活を振り返ってみると、習字、勉強、スポーツ、遊びなど、私は何事にも全力で取り組んできました。まさに「無我夢中」です。私にピッタリの言葉だと思いました。6年間の思いを込めて、一画一画丁寧に書こうと心がけました。苦労したところは「我」の5画目のはねと「無」の点のバランスでした。なかなか納得いく作品が書けなくて、何度も何度も習字の先生のところへ通って練習しました。ようやく最高の作品が書けたとき、先生や家族にほめてもらいとてもうれしかったです。小学校生活最後の年にこのようなすばらしい賞をいただきありがとうございました。中学生になっても習字で習ったことをいかして何事にも無我夢中で挑戦したいです。

加藤 泰弘

書いた「言葉」に対する思いが伝わってくるすばらしい作品です。一点一画、着実な筆使いで書かれています。画数が異なる四文字をバランス良く紙面におさめ、余白が輝きを放っています。

厚生労働大臣賞

静岡県 伊豆の国市立韮山南小学校
1年 大庭 詩央里
『こころ』

厚生労働大臣賞

こころ

大庭 詩央里

静岡県 伊豆の国市立韮山南小学校 1年

リズミカルな筆使いで書かれ、つながりが感じられます。文字のふところを広くとり、余白がとてもきれいです。紙面全体を上手につかって、三文字をバランス良くまとめ、スケールが大きい作品となりました

加藤 泰弘

リズミカルな筆使いで書かれ、つながりが感じられます。文字のふところを広くとり、余白がとてもきれいです。紙面全体を上手につかって、三文字をバランス良くまとめ、スケールが大きい作品となりました

農林水産大臣賞

山梨県 笛吹市立境川小学校
6年 宮川 いろは
『花鳥風月』

農林水産大臣賞

花鳥風月

宮川 いろは

山梨県 笛吹市立境川小学校 6年

4才からはじめた書道。今までたくさん練習してきました。今回の作品は今までの練習を生かして書くことができました。また完成したときには、言葉で言い表わせないような「達成感」がありました。今までこの「達成感」があったから続けてこられたのだと思います。これからも、この「達成感」を感じられるように頑張って行きたいと思います。

加藤 泰弘

リズミカルな筆使いで書かれ、筆の勢いが感じられます。一点一画が着実で,字形も良く整っています。紙面いっぱいを使いきり、漢字四文字を絶妙なバランスでおさめ、余白が生かされたすばらしい作品です。

環境大臣賞

大阪府 豊中市立北緑丘小学校
4年 櫻庭 唯斗
『地球』

環境大臣賞

地球

櫻庭 唯斗

大阪府 豊中市立北緑丘小学校 4年

この作品を書こうと思った理由は、「地球」という作品を見て、僕も書いてみたいと思ったからです。苦労したところは、「地」の最後の画です。スムーズに筆が動かせるように、ぜったいに筆を止めない、という気持ちで書きました。夏休みに何日も練習した成果が出て良かったです。

加藤 泰弘

書こうとする「言葉」への思いが伝わってくるすばらしい作品です。一点一画、しっかりとした筆使いで書かれ、二文字を紙面にバランス良くおさめています。名前も余白を生かして効果的に書かれています。

日本PTA全国協議会会長賞

秋田県 秋田市立外旭川小学校
5年 小笠原 晴香
『広がる夢』

日本PTA全国協議会会長賞

広がる夢

小笠原 晴香

秋田県 秋田市立外旭川小学校 5年

将来の自分の姿、世界の平和を、書く前に想像しました。書いているときは無心ですが、文字に自分の思いをこめました。完成した私の書から、この思いが少しでもたくさんの人に伝わればと思います。

全国子ども会連合会会長賞

三重県 桑名市立大山田東小学校
2年 藤島 彩葉
『おうえん』

全国子ども会連合会会長賞

おうえん

藤島 彩葉

三重県 桑名市立大山田東小学校 2年

私は去年のMOA美術館でいただいた賞で、たくさんのすばらしいけいけんをさせてもらいました。たくさんの人に「これからもがんばってね」と声をかけてもらい、これはおうえんしてもらってるんだとうれしくなりました。「おうえん」してもらったり、私がお友だちを「おうえん」できたり、その気もちはとてもすばらしいと思い、このことばをえらびました。「お」や「ん」の丸くしてからのはらいがとてもむずかしかったので、たくさんれん習しました。一文字一文字にしゅう中して書きました。「書」で自分の思いがつたえられるような文字が書けるように、これからもれん習していきたいです。

ボーイスカウト日本連盟理事長賞

大阪府 豊中市立北緑丘小学校
6年 櫻庭 茉由子
『夢と希望』

ボーイスカウト日本連盟理事長賞

夢と希望

櫻庭 茉由子

大阪府 豊中市立北緑丘小学校 6年

この作品を書こうと思った理由は、「夢」という字が好きで一文字目に堂々と立派に書きたかったからです。左はらいがうまく勢いをつけられず、納得いかなかったので、何度も書き直して練習を積み重ねました。MOA美術館奨励賞に選ばれたいという気持ちであきらめずに最後まで一生懸命取り組んだ作品です。2年連続でこのような賞をいただけて夢のようです。

審査員賞

広島県 呉市立呉中央小学校
3年 伊東 琥子
『花がさく』

審査員賞

花がさく

伊東 琥子

広島県 呉市立呉中央小学校 3年

去年「しまかぜ」を書いて、熱海のMOA美術館に行くことができました。長い長いエスカレーターを上っているとき、光のお花がさいているみたいと思いました。梅の屏風にも、藤の壺にも、お花がさいていました。その時、「花」を書きたいと思いました。呉に帰ってからすぐに、「花」がつく言葉をたくさん考えて、お手本を横段先生におねがいしました。練習した中から、どんなお花もきれいにさきますようにと、「花がさく」をえらんで、さらに練習しました。一番むずかしかった字は「花」です。「イ」と「ヒ」のすきまをきれいに空けたり、「ヒ」がきれいにまがってきれいにはねるようにくふうしました。ほかはとくいな字ばかりだから、すぐに書けると思っていたけど、先生が「一つ一つの文字の書き方が上手なだけでは、まだまだ作品にはならないのよ」と何回もお話してくださいました。本当に美しいって何だろう。四つの文字で一枚の作品になるように、文字を書く場所や大きさもいっぱい考えて、いっぱい練習して、さい後に花がさくような作品になりました。横段先生いつもありがとう。これからもがんばるね。

入賞者一覧

金賞

奈良県 大和郡山市立片桐西小学校 5年 折口 楓華 『平和な朝』
山口県 下関市立養治小学校 6年 黒田 真衣佳 『挑戦』

銀賞

愛知県 名古屋市立小幡小学校 2年 熊谷 奈子 『生きる力』
兵庫県 明石市立錦浦小学校 3年 久津間 仁識 『月あかり』
和歌山県 和歌山市立木本小学校 4年 新宅 彩耶香 『希望の光』
兵庫県 小野市立来住小学校 5年 住本 那実 『南太平洋』
広島県 呉市立川尻小学校 6年 竹内 優希 『清風』

銅賞

大阪府 堺市立鳳小学校 4年 髙橋 秀太 『金魚』
栃木県 宇都宮市立泉が丘小学校 5年 中嶋 彩子 『夢の実現』
岐阜県 岐阜市立市橋小学校 5年 伊藤 里奈 『夢と希望』
鳥取県 鳥取市立岩倉小学校 5年 飯田 莉生 『清風』
岩手県 北上市立二子小学校 6年 小菅 暖野 『挑戦』
岐阜県 羽島市立正木小学校 6年 西川 明莉 『夢の実現』
愛知県 岩倉市立岩倉北小学校 6年 村平 直起 『海の白波』
大阪府 摂津市立三宅柳田小学校 6年 石井 翔也 『芸術』
奈良県 奈良市立田原小学校 6年 辻口 日菜 『夢と希望』
鳥取県 国立鳥取大学附属小学校 6年 戸田 結子 『飛躍』

団体の部

Group section

受賞団体

文部科学大臣賞学校奨励賞

大船渡市立吉浜小学校

文部科学大臣賞学校奨励賞

大船渡市立吉浜小学校

本校は岩手県の沿岸南部に位置し、太平洋を望む高台にあり、 東日本大震災の津波の被害はありませんでした。絵を上手に描 く子ども達が多く、今回の賞は、児童、教師、保護者、地域の 方々にとっても大変名誉なこととなりました。この賞を励みに、 これからも子どもたちの表現力の育成に努めたいと思います。

気仙地区児童作品展実行委員会

この度の栄えある「学校奨励賞」の受賞に、吉浜小学校はもとより、気仙地区住民が喜びに沸き立っております。東日本大震災から7年が経過しようとしていますが、津波の被害を受けた地域のほとんどは今もって更地であり、かさ上げのための土砂を積んだ工事車両が頻繁に従来しています。そんな状況にあっても、子どもたちは未来に希望を託し、健やかに成長しています。そんな子どもたちの元気が、地域の人たちを活気づけ、復興の原動力になっているようです。この受賞もまた、復興に向けた大きな息吹となっています。受賞を心から感謝申し上げます。 

文部科学大臣賞学校奨励賞

仙北市立西明寺小学校

文部科学大臣賞学校奨励賞

仙北市立西明寺小学校

この度は学校奨励賞という素晴らしい賞を頂き、小学校や実行委員会において大きな喜びと感動を分かち合っています。西明寺小学校では美術教育に熱心に取り組まれ、毎年、創造性豊かな作品を出展頂いています。私たちはこれからも美育を通して、子どもたちが夢を持って、心豊かに成長できるように努力させて頂きます。

秋田県南地区児童作品展実行委員会

この度は学校奨励賞という素晴らしい賞を頂き、小学校や実行委員会において大きな喜びと感動を分かち合っています。西明寺小学校では美術教育に熱心に取り組まれ、毎年、創造性豊かな作品を出展頂いています。私たちはこれからも美育を通して、子どもたちが夢を持って、心豊かに成長できるように努力させて頂きます。

文部科学大臣賞学校奨励賞

綾瀬市立綾西小学校

文部科学大臣賞学校奨励賞

綾瀬市立綾西小学校

本校は、神奈川県の中央に位置する「綾瀬市」の西部にあります。創立47年目の綾瀬市で3番目に歴史のある学校です。「進んで学ぶ子 思いやりのある子 じょうぶな子 ねばり強い子」の学校教育目標の基、児童が豊かな自己実現を図ることを目指しています。この賞を励みとし、児童の豊かな感性を育む教育を推進していきます。

綾瀬児童作品展実行委員会

18回目を終え、このような光栄に感謝しております。綾西小学校は、第1回目から
続けて出展され、近年では、毎回100点以上の作品を応募されていて、本年は、20点の受賞作品の中で3点が選考され神奈川県展におきましても、県議会議長賞を受賞されました。今回、綾西小PTA広報委員会の委員よりこの児童作品展を綾瀬市の多くの方にPTAの広報誌を通じて知らせたいと、第18回児童作品展の取材を依頼されました。偶然にも、MOA美術館奨励賞、市長賞、議長賞、あやせっ子賞の3名が今回受賞されていたことから、当日にインタビューもでき、素敵な広報誌となり、委員の皆さんも喜ばれています。これを機会に実行委員としても更に学校や地域の方々の協力を頂き、綾瀬の子ども達を応援して行きたいと願っています。

文部科学大臣賞学校奨励賞

宝塚市立西山小学校

文部科学大臣賞学校奨励賞

宝塚市立西山小学校

本校は、宝塚市の西部に位置し、緑豊かな自然に囲まれた学校です。今年度開校50年目を迎えました。今回、この栄えある賞をいただき、多くの関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今後も「にこにこ・しっかり・やるき・まんまん」の元気な西山っ子たちの育成に一層努めてまいります。

宝塚児童作品展実行委員会

「にこにこ・しっかり・やるき・まんまん」の西山っ子たちの喜びの声が…私達の喜びになりました。実行委員会では、子どもたちが幼少の頃から美に対する感性を磨きながら美術に親しみを覚えていくことは教育の大切な核を獲得することであるという信念で実践してきました。これを機に地域・学校・保護者・教育関係者の更なる相互連携につながるよう、取り組みを続けていきたいと考えています。

文部科学大臣賞学校奨励賞

益田市立益田小学校

文部科学大臣賞学校奨励賞

益田市立益田小学校

本校は、島根県西端に位置し、日本海に面した益田市の中心部にあります。学校教育目標「心豊かにかかわりながら たくましく学ぶ児童の育成」のもと、近年は道徳教育に力を入れて教育活動を進めてきました。今回の受賞を機に、さらに学校・家庭・地域が一体となって、子ども達の感性や表現力を育てる教育を推進していきます。

益田児童作品展実行委員会

この度の大臣賞受賞で、市や学校をはじめ、私たち実行委員会にも大きな喜びと感動を頂いております。益田小学校には、私たちの願いとするところを受け止めていただき、協力関係を築く中で美育を継続してきました。これからも家庭と学校、地域の皆さんと連携を取って、児童の情操教育に携わらせて頂きたいと願っています。

文部科学大臣賞学校奨励賞

飯塚市立庄内小学校

文部科学大臣賞学校奨励賞

飯塚市立庄内小学校

本校は、福岡県の中部にある関の山を目前に眺望できる緑と静かな環境に恵まれた児童数605名の活気溢れる学校です。今回、この栄えある賞を頂き、感謝申し上げます。この賞は、児童や職員だけでなく、多くの方々のご協力もあって頂いたものです。この賞を励みとし、未来を拓く子どもの育成に向けて一層努めて参りたいと思います。

嘉飯桂児童作品展実行委員会

庄内小学校は、毎年作品展で多くの児童が受賞され、又16年間お茶とお花を一緒に楽しませていただき、子どもたちがいつも気持ちの良い挨拶で迎えてくれます。今回の受賞に学校長をはじめ先生方、また市長、教育長も大変喜ばれ、何よりも私達の励みになり、美育を通して「生きる力」を育み地域への拡大に努力していきたいと思います。

厚生労働大臣賞

名古屋児童作品展実行委員会

厚生労働大臣賞

名古屋児童作品展実行委員会

この度は名誉ある賞を頂き、実行委員一同心より感謝申し上げます。
まちづくりを願う当作品展は29回目を迎え、名古屋市及びその近郊3市1町より毎年2000点を超える応募をいただいています。
私たちは、市民参加の作品展を目指し、楽しく・笑顔で・温かいをモットーに“みらいある子どもたちのために”実行委員長を中心に忌憚なく話し合い、1人1人役割分担を明確にし、毎年新しい事務局員が加わりながらチームワークを高めて進んでまいりました。
表彰式では、前年までに受賞されたお子さんが中学生になってからもボランティアとして参加されていること、また、市内大学生6名のアカペラによるミニコンサートの開催、時間の関係で壇上にて賞状を受け取れない佳作受賞者にも作品の前で1人1人丁寧に賞状を読み上げていること、作品展開催中はペットボトルや空き缶を利用した花器に花を生けてもらいながら一輪の花からも美に触れていただいていること、名古屋市立大学付属病院等における地域巡回展が開催されていること、毎回アンケートからの意見を良く聴きその意見を翌年の参考にする等して積み上げています。
節目となる第30回には名古屋市博物館を会場にMOA美術館とコラボして開催することになりました。
今後も全国の実行委員の皆さまとともに、素晴らしい作品展が広がりますよう、これからもご指導いただきさらなるステップアップを目指してまいります

厚生労働大臣賞

倉敷児童作品展実行委員会

厚生労働大臣賞

倉敷児童作品展実行委員会

この度は名誉ある賞を頂き、深く感謝申し上げます。

今年で29回目の開催を迎えた本会場は、市内全校の参加が早期に達成され、さらにこの10数年は旧行政単位で成長してきた6会場の実行委員会の統合に向け、各会場の個性・特長を活かしつつ、地元地域の皆さま、企業の皆さまと関係を深め積み上げて参りました。そして今年は、その営みのもとに一本化した「倉敷市児童作品展実行委員会」として、新たにスタート出来た節目でもあり、特別な年となりました。

この受賞を励みに、倉敷の未来を担う多くの子どもたちの「生きる力、思いやりの心、美しい心」を育てることを願って、ご提案いただいている学校・家庭・地域の連携と、“地域社会との協働”“新しいコミュニティ・絆の創出”を、作品展を中心とした美育活動をとおして倉敷市に拡大し、皆で心を通わせながら一層努力して参ります。


過去のMOA美術館全国児童作品展

History of the Children’s Art Exhibition Award
Facilities