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日本絵画:琳派

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秋好中宮図 あきこのむちゅうぐうず

秋好中宮図

 大振りの唐草文様を染めた几帳を背に、十二単衣をまとった中宮が坐す。その前には、真っ赤に色づいた花紅葉をのせた箱蓋が置かれている。『源氏物語』第二十一帖「少女」に取材した作品で、秋を好んだ中宮の、宮中におけるある一日の物語を、雅びやかな情趣を漂わせながら再現したように描いている。光琳画には、同じ主題でこの図と対になるとされる中宮の侍女の立ち姿を描いた「秋好中宮侍女図」(個人蔵)が遺されている。光琳のやまと絵を代表する作品の一つである。 尚、本図は池田孤邨の『光琳新撰百図』(慶応元年)収録されている。

作者 尾形光琳
時代 江戸時代(18世紀)
サイズ 98.8×39.0