役者舞台之姿絵 やまとや

歌川豊国

作品情報

データ

作者 歌川豊国
時代 江戸時代 寛政六年(1794)(18世紀)
素材・技法 大判錦絵 一枚
サイズ 38.0×25.0㎝

解説

本図は、寛政6年(1794)十一月、河原崎座上演の「松貞婦女楠(まつのみさおんなくすのき)」の四世岩井半四郎が扮する楠木正成の娘菊水を描く。この狂言は、足利尊氏と戦う楠木正成と新田義貞を主題としているが、詳しい内容は不明である。長身の立姿図は、鳥居清長に私淑したことを示しているが、裾の描線は豊国独特の重い線であり、両袖を胸もとで合わせた引き締まった構図は豊国の技量を示している。