展覧会

特集陳列 人間国宝 大澤光民のわざと美

2019.05.25|土| 9:30 - - 2019.06.25|火| 16:30

概要

Overview

 大澤光民氏は、江戸時代から鋳物業の栄えた高岡に生まれ、伝統的な鋳金技法の習得と、焼型鋳造を中心とした技の練磨と技法表現の研究に努めてきました。
 長年の研鑽により、銅やステンレス等の金属棒を鋳型に固定してから鋳込み、研ぎ出すことによって器の表面に文様を表す「鋳ぐるみ」を創出し、鋳金の世界に多彩な装飾的表現を駆使した独自の作風を確立しました。
 高度な焼型鋳造の伝統技法に基づく、光や水のイメージによる現代的な意匠をそなえた作品は、日本伝統工芸展等で高く評価され、2005年には重要無形文化財「鋳金」の保持者に認定されました。
 本展は、大澤氏の多年にわたる制作のなかから精選した作品を展観し、その卓越したわざと美を紹介することによって金工の真髄と魅力に迫るものです。

 

鋳ぐるみ鋳銅花器「火と水と」 平成21年(2009)

 

鋳ぐるみ鋳銅花器「悠波」 平成20年(2008)