年間スケジュール
開館30周年記念 所蔵 近代の日本画展 |
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1月1日(日・祝)~1月25日(水) MOA美術館は、来る2012年に開館30周年を迎えます。その記念展の第一弾として所蔵の近代日本画を一堂に展観します。
伊東深水は日本画独特のやわらかな表現による美人画を得意としました。「三千歳」は、歌舞伎舞踊の「忍逢春雪解」に登場する遊女、三千歳を描いた作品です。悪事がばれて一時江戸を去る片岡直次郎が、最後の別れに忍んで逢いに来ます。そのひそやかな期待に身を振るわせる三千歳の情感を巧みにとらえて描いています。 横山大観の「瀟湘夜雨」は、水墨画の好画題、瀟湘八景のひとつで、奥行の深い構図に水墨画の新方向をめざした大観の技量が感じられ、菱田春草の「富士の巻狩」は、なだらかな山並を鮮やかな薄青色で描き、山野の空気や光線をも表出させようとした試みがうかがえます。 本展では、これらの画家や、竹内栖鳳、速水御舟、小林古径等も取り上げ、その魅力を紹介します。 新春のひととき、近代日本画の数々で、清々しく華やかな気分をお楽しみ下さい。 |
開館30周年記念 国宝 紅白梅図屏風 所蔵名品展[絵画・書跡] |
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1月27日(金)~3月2日(金) 当館は、創立者岡田茂吉の生誕百年にあたる昭和57年1月にオープンし、今年で30年を迎えます。このたび当館記念事業の一環として、尾形光琳筆「紅白梅図屏風(国宝)」をはじめ当館所蔵の絵画作品に加え、三大手鑑の一つ「手鑑翰墨城(国宝)」など書跡コレクションの精華を展示いたします。早春のひととき、伝統に培われた香り高い東洋美術の数々をご鑑賞ください。
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開館30周年記念所蔵名品展 絢爛豪華 岩佐又兵衛絵巻 (Ⅰ期)山中常盤物語 |
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3月3日(土)~4月4日(水) 伝岩佐又兵衛勝以筆、重文「山中常盤物語絵巻」12巻、重文「浄瑠璃物語絵巻」12巻、さらに「堀江物語絵巻」12巻を3期に分けて展示いたします。これら3つの又兵衛絵巻は、主人公の超人的な活躍等の物語が流麗な詞書きとともに展開し、赤や金・群青・緑青を用いて極彩色かつ繊細に描かれた絢爛豪華な作品群です。この三作品を連続して展観するのは、開館記念展以来30年ぶりとなります。著名な又兵衛絵巻群の艶麗優雅な美の世界をご堪能ください。
「山中常盤物語絵巻」は源氏の御曹子─義経(牛若丸)にまつわる伝説のひとつを、江戸時代初期に絵画化した、1巻約12.5メートル、全12巻150メートルに及ぶ色彩豊かな絵巻物です。 当時盛んであった操浄瑠璃を絵巻物化したもので、奥州に下った牛若丸を訪ねて都を旅立った母の常盤御前が、美濃国・山中の宿で盗賊に殺められ、牛若丸がその仇を討つという筋書です。 筆力・色彩感覚・構成力いずれも卓抜で気品溢れる本絵巻は、又兵衛絵巻群の中で最も早い時期に描かれたとされています。繊細な細部描写で、同時代の他の画派に見られない「又兵衛風」と呼ばれる独特な絵画表現を駆使しながら、極彩色の世界を完成させています。 |
開館30周年所蔵名品展 絢爛豪華 岩佐又兵衛絵巻 (Ⅱ期)浄瑠璃物語 |
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4月6日(金)~5月9日(水) 「浄瑠璃物語」も源氏の御曹子─義経(牛若丸)にまつわる伝説のひとつです。本絵巻は牛若丸と浄瑠璃御前との恋愛談を中心に、牛若の受難、死そして蘇生、浄瑠璃の死、義経による供養と複雑に絡み合う筋書きを絵画化した色彩豊かな絵巻物です。屋敷内の障壁、調度をはじめ登場人物の衣装など飾りの極みとも言うべき、金箔や岩絵の具をふんだんに使った細密な描き込みが繰り返し用いられ、他に類をみない完成度の高さを備えています。
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開館30周年所蔵名品展 絢爛豪華 岩佐又兵衛絵巻 (Ⅲ期)堀江物語 |
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5月11日(金)~6月5日(火) 下野の豪族、堀江家の没落と復興を題材とした絵巻物です。「堀江巻雙紙」として世に知られるもので、又兵衛工房の代表的な絵巻の一つ香雪美術館蔵「堀江物語」三巻などの残欠本とは別の津山藩伝来の12巻全巻揃いの作品です。「山中常盤物語絵巻」と近似した画風を示し、浄瑠璃語りの流麗な詞書きに添った無駄の無い場面展開や、討ち入り場面をはじめ甲冑姿の武将達など人々の姿や表情を鋭い墨線、金や緑青、群青、朱、薄青で巧みに描いています。
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開館30周年記念特別展 第18回MOA岡田茂吉賞 -現代日本画・工芸の展望- |
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6月8日(金)~7月9日(月) 日本美術界の発展に寄与することを目的として設立されたMOA岡田茂吉賞は、本年で第18回を迎えます。開館30周年の記念展である今回より、これまでのあり方に若干の変更を加えました。32名の推薦委員から推薦を受けた日本画、工芸の各分野における近年の優秀作品の展観を通して、日本画と工芸の今日の姿を展望します。具象絵画や抽象絵画、伝統工芸やオブジェなどバラエティに富んだ現代日本美術の数々を是非ご堪能下さい。
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開館30周年記念特別展 熱海ゆかりの名宝 |
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7月14日(土)~9月3日(月) 熱海の歴史は古く、伊豆第一の名社である伊豆山権現への信仰と伊豆山の走り湯や間歇泉大湯等を中心とした温泉によって、独特の文化が栄えました。
なかでも、源頼朝の伊豆山権現信仰と尊崇は篤く、伊豆山権現と箱根権現へ参詣する二所詣の恒例化や、徳川家康をはじめとする諸大名や武家、町人層が湯治に訪れたことによって中央の政治、経済活動と密接な関わりを持つ、文化財が多く伝わっています。 本展では、このような熱海の歴史と文化を再認識していただく機会として、非公開である伊豆山神社男神立像古代から近代に至る熱海にゆかりのある遺宝を展観します。 |
開館30周年記念名品展 仏教美術の名作 |
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9月7日(金)~10月3日(水) 仏教は古くから儒教・道教と並んで東洋思想の主流となり、日本文化に多大な影響を与えました。当館コレクションには、釈迦関係絵画の白眉である「釈迦八相図」(重文)、「八字文殊菩薩及八大童子像」(重文)等の尊像画、真言密教の宇宙観を示す「両界曼荼羅」、垂迹画として「春日鹿曼荼羅」(重美)、尊像のもととなる「諸尊図像」(重文)などの図像類があります。本展は、これら仏画を中心に、仏教彫刻や仏具、墨蹟・経巻類などを加えた、約60余点を展示し、古来より信仰を集め、人々に感銘を与えてきた仏教美術の世界をご堪能いただきます。
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開館30周年記念所蔵名品展 肉筆浮世絵名作展 |
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10月5日(金)~11月14日(水) 当館の肉筆浮世絵は、江戸時代に活躍した主な浮世絵師の作品が系統的に収集されており、琳派と共に当館のコレクションを代表する分野となっています。本展では、開館30周年を記念し、浮世絵の源流となる初期風俗画の名作「湯女図」(重文)や、肉筆浮世絵において第一級の技量と評される勝川春章の「婦女風俗十二ヶ月」(重文)など所蔵する初期風俗画、肉筆浮世絵の優品を一堂に展観します。また、本展にあわせて常設展示において、浮世絵版画の名作葛飾北斎「冨嶽三十六景」を展示します。
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開館30周年記念所蔵名品展 日本の陶磁-六古窯を中心に- |
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11月16日(金)~12月24日(月) 当館の陶磁器コレクションは、野々村仁清作「色絵藤花文茶壺」(国宝)を筆頭に、各時代、各分野の名品が網羅されているのが特色です。開館30周年の最後を飾る本展では、日本のやきものの中でも素朴な味わいで人気の高い常滑、越前、信楽、丹波、備前、瀬戸の、俗に「六古窯」と呼ばれる窯場で生まれた壺、甕などを中心に、縄文土器から江戸時代の伊万里・鍋島まで、所蔵する日本陶磁の名品を一堂に展観します。
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