(重要文化財) 高士観月図
主要な景物を対角線の片方に寄せ、遠景をほとんど描かず、余白を大きくとって画面に余韻をもたせる構図は、中国では残山剰水と呼ばれ、南宋時代馬遠一派の画人が得意とした様式であった。このような辺角的な構図による作画様式は在野の職業画家にも受け継がれ、特に浙江地方の職業画家たちの間では永く継承されていたようである。作者に擬せられている馬遠は、南宋の光宗(在位1189~94)・寧宗(在位1194~1224)の時代を活躍期とする、南宋宮廷画院の代表的画家である。黒田家旧蔵。
詳細情報
| 作 者 | 時 代 | サイズ |
|---|---|---|
| 伝 馬遠 | 中国 南宋時代 13世紀 | 57.3×26.5 |
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