来年の定期演能会は信長と天正遣欧使節!平成29年11月1日発売開始

平成30 年のMOA 美術館 定期演能会は、リニューアルオープン記念特別展「信長+杉本博司クワトロ・ラガッティ(仮称)」に併せて、新作能を含めた意欲的な演目と豪華な出演陣でお届け致します。織田信長は、西洋伝来の鉄砲をいち早く駆使して天下布武を進め、楽市楽座や茶の湯、安土城と城下町の建設など、流通・文化・都市計画にわたり近世社会のモデルを作り出していきます。その背景には、当時来日していたイエズス会宣教師がもたらしたキリスト教と西欧文明がありました。天下統一を目前にした信長が本能寺で滅んだ天正10 年(1582)、九州のキリシタン大名が少年使節4 名をローマに派遣します。彼らは末期ルネサンスを目の当たりした希有な日本人で、少年使節たちが持ち帰った西欧の知識はその後の日本文化に大きな影響を与えました。21世紀の今日、世界は宗教と異文化の抗争が連鎖し、ますます混迷を深めていますが、16 世紀の日本は西欧文明を積極的に受容して豪壮華麗な桃山文化を生み出しました。もし信長が本能寺で滅びなければ、彼の先進性は如何なる近世日本を創造したでしょうか。本年3 月の定期演能会では新作能「信長」をシテ方観世流 梅若玄祥師が演じます。6 月は信長が崇敬したという三国志の英雄を描いた能「項羽」をシテ方宝生流宗家 宝生和英師が演じます。そして10 月は、2016 年に日伊修好150 周年記念公演として、ヴェネチアのテアトロ・オリンピコで上演された新作能「天正使節団」をシテ方金春流 櫻間右陣師が演じます。テアトロ・オリンピコは1585 年に完成した世界初の屋内劇場で、天正遣欧使節の少年たちが当時完成したばかりの劇場で大歓迎され、その様子を描いたフレスコ画が現在も劇場内に残されています。西欧文明を受け入れ、その後の日本に大きな影響を与えた信長や少年使節たちに焦点を当て、特別展に併せて、日本文化の特質を再発見する「定期演能会 ─ 信長と天正遣欧使節 ─ 」にどうぞご期待ください。

重文 洋人奏楽図屏風 桃山時代 16 世紀

絶賛発売中

平成30年演目予定

●3月10日(土)午後1時30分始
新作能 信 長   梅若 玄祥

●6月17日(日)午後1時30分始
能   項 羽   宝生 和英

●10月27日(土)午後1時30分始

各演能日とも、能楽ミニ講座、仕舞2〜3 番、狂言1 番、能1 番がございます。
やむを得ず、出演者が変更する場合があります。

座席表はコチラ

料金(全席指定・美術展も鑑賞できます):
A 席 7,800 円 (友の会 6,800 円)

B 席 6,200 円 (友の会 5,200 円)

C 席 4,500 円 (友の会 4,000 円)

学生席 3,500 円 (学生証提示)

鑑賞チケット+お食事券はコチラ

3 公演一括購入、20 名以上の団体購入は、500 円割引致します。

申込先:MOA美術館 能楽堂 TEL:0557-84-2500
振込先:郵便振替 00860-2-187378 「MOA美術館 能楽堂」