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第30回MOA美術館全国児童作品展

MOA美術館全国児童作品展について

About MOA Museum of Art Children's Art Exhibition

 

開催にあたって

 

 

 現代の日本は、グローバル化、少子高齢化などによって多様な社会へと激しく変化しており、学校教育においても、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」をバランスよく育成することを通じて、これからの社会において「生きる力」をより一層育むことが重要になっています。

 MOA美術館児童作品展は,「学習指導要領」にもとづき、子どもたちが自然・環境、社会、他者との関わりを通して、興味や関心をもったことを、感性を働かせながら絵画や書写によって表現することで情操を養い、豊かな心を育てることを目的に開催しています。

 子どもたちの創作活動を奨励することは、夢や目標に向かって自ら考え、行動する力を高めると同時にそれぞれの国の伝統と文化への関心を高め国際文化交流に資するものと考えています。

 本児童作品展は、2万人を超える全国の美育ボランティアによって支えられ、さまざまな個人、団体と協力しながら、医療福祉機関での巡回展示や、年間を通じた美育活動など、学校・家庭・地域が連携し、社会全体で子どもを育ていくことを重視するもので、このことによって、地域社会の絆を深め、心身ともに健康な活力のあるコミュニティづくりを願っています。

 第30回となる今年度は、海外11ヶ国31会場を含む418会場で開催し、応募総数456,646点、参加校数9,431校となりました。このたび、各会場の最優秀作品から厳正な審査によって個人賞ならびに団体賞を選出し、全国展を開催します。子どもたちの多様な個性・能力によって制作された創造性やチャレンジ精神あふれる作品を是非ご鑑賞ください。

 本展の開催にあたり、ご協力賜りました関係各位に深く感謝を申し上げるとともに、今後も未来に羽ばたく子どもたちに夢と希望を与えられる児童作品展としてご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

MOA美術館

開催期間

展    示  平成31年1月12日(土)から2月13日(水)まで 入選作品300点を展示 於:円形ホール
表彰式    平成31年1月27日(日)午前10時より 於 :館内能楽堂

主催

公益財団法人岡田茂吉美術文化財団(MOA美術館)

後援

参加対象

応募総数456,646点、参加校数9,431校、会場数418会場における「MOA美術館奨励賞」の作品の中から入賞・入選300点を展示

審査員

絵画の部

書写の部

団体の部(文部科学大臣賞学校奨励賞 厚生労働大臣賞)

(順不同・敬称略)

絵画の部

書写の部

団体の部


絵画の部

Drawing seciton

総評

 MOA美術館全国児童作品展は、今年で第30回を迎えました。絵画作品は、国内外から31万点余りもの出品があり、小学生の絵画作品展としては国内最大規模のコンクールになっています。
 全国審査を何年かさせていただいていますが、近年、心に響く作品が多くなってきています。心に響く作品とは、表したいことが明確で、それを工夫しながら素直に表した作品です。今回、賞に入った作品を見ると、自分が表したいものや心に残ったものを、大きく描いたりたくさん描いたりした作品や、構図を工夫して印象が残るように独自の視点で表現した作品が多くありました。どれも自分の着眼点でとらえ、自分の表現方法で一生懸命描いている姿が伝わってくる作品でした。過去には、〇〇式描画方法のような決められた方法で描かれた作品が一部見られました。そのような作品は一見、子供らしい表現に見えますが、お決まりのパターンで描かれ、子供が感じ取ったり考えたりした形跡が見られない作品です。このような作品が少なくなってきた背景には、学校の先生方の意識の変化と地方審査の改善があるのではないかと思います。
 学校教育の中で子供たちは、なぜ絵を描くのでしょうか。子供たち一人一人が感性を働かせて様々なことを感じ取りながら考え、自分なりに工夫し、表現していくことに意義があるのだと考えます。そのため審査に当たっては、絵と題名を見ながら、作者である児童が「何を感じて表現しようとしたのか。どのような工夫をしたのか。」をできるだけ丁寧に読み取ることを大切にしています。
 近年、子供たちの自然体験や家族、地域での触れ合いの機会などが減少していると言われています。そうした中で、それらをテーマに絵を描くことは、体験したことをじっくりと振り返る時間になり、自然のよさや美しさ、不思議さ、家族や友達、地域の方との触れ合いや心の温かさなどを改めて実感する機会にもなります。そのような温かさや楽しさが伝わってくる作品に出合うことが、この作品展の審査の楽しみでもあります。

環太平洋大学 副学長 村上尚徳

受賞作品

内閣総理大臣賞

愛知県 岩倉市立岩倉南小学校
1年 奥田 結衣
『かきごおり』

内閣総理大臣賞

かきごおり

奥田 結衣

愛知県 岩倉市立岩倉南小学校 1年

すごくあつい日に、家ぞくみんなでかき氷をたべにいきました。たべたかき氷が大きくて、つめたくてあまくておいしかったので描きました。くふうしたところは、かき氷を大きく描いたところです。いもうとも描きました。

文部科学大臣賞

徳島県 吉野川市立西麻植小学校
1年 濱﨑 栞多
『むしとり』

文部科学大臣賞

むしとり

濱﨑 栞多

徳島県 吉野川市立西麻植小学校 1年

僕は、むしとりがすきでいえでもよくセミやバッタやトンボとかをあみでよくつかまえているのでその絵を描きました。むしの絵を描くのがたいへんでした。はいけいはゆうやけのそらでオレンジ・きいろ・あかっぽくなっているところが好きなので、ゆうやけの色にぬりました。絵を描きおわったのをおじいちゃんおばあちゃんたちにみせたらじょうずに描けてるといってくれたのでとてもうれしかったです。がんばって描いてよかったです。

文部科学大臣賞

静岡県 熱海市立多賀小学校
2年 中野 匠人
『大きな土星』

文部科学大臣賞

大きな土星

中野 匠人

静岡県 熱海市立多賀小学校 2年

僕は、うちゅうでういている自分をそうぞうして描きました。わく星の中で一ばん好きな土星を大きく描いて、わっかの色をくふうしていろんな色をつかって描きました。スペースシャトルのこまかいところまで、ちゃんと描きました。なんで僕はうちゅうが好きかというと、たいようがばくはつするとブラックホールというものができて、なんでもすいこんだり、星をすいこんだりして、中がどうなっているのかがおもしろいからです。なぜ星は、いずればくはつするのか、うちゅうはどこまでつづいているのか、しりたいなと思いました。

文部科学大臣賞

大阪府 堺市立大仙小学校
3年 林 優里
『初めての試合』

文部科学大臣賞

初めての試合

林 優里

大阪府 堺市立大仙小学校 3年

一度しかないはじめての試合やから、思い出にのこるようにという気もちで描きました。プールの水を何日もかけて描いたので、完成した時、同じ色にならなくてよかったです。

文部科学大臣賞

岩手県 盛岡市立本宮小学校
4年 手島 大和
『ようこそクヌギのレストランへ』

文部科学大臣賞

ようこそクヌギのレストランへ

手島 大和

岩手県 盛岡市立本宮小学校 4年

僕の大好きな虫達が大きなクヌギの木に集まっておなかいっぱいおいしい樹液をすっているところを描きました。僕のお気に入りの虫達の特徴をとらえてていねいに描きました。オオムラサキの羽の色やノコギリクワガタとミヤマクワガタが戦っているすがたや飛んでいるカブト虫に注目してほしいです。そしてクヌギの木の皮も一つ一つじっくり色を考えてぬっていきました。今にも動きだしそうないろいろな虫達を描くことができて僕はとてもうれしかったです。

文部科学大臣賞

東京都 町田市立町田第三小学校
5年 荻野 勇
『天体観察』

文部科学大臣賞

天体観察

荻野 勇

東京都 町田市立町田第三小学校 5年

火星大接近のニュースがありました。星の学校の先生にお願いして大きな望遠鏡で見せてもらったことが、この夏一番の思い出になりました。「あの時の絵を描きたい!」そう思いこの絵を描きました。苦労したところは、ドームの中だから少し丸ませるのが特に大変だった。他にも月や望遠鏡の影を描くのも難しかったです。

文部科学大臣賞

神奈川県 私立湘南学園小学校
6年 山田 珠夢
『手から手へ糸が織り成す日本の文化』

文部科学大臣賞

手から手へ糸が織り成す日本の文化

山田 珠夢

神奈川県 私立湘南学園小学校 6年

一学期、社会の授業で平安時代を学んだ時、春休みに京都で体験した西陣織を思いだしました。日本独自の文化は、その時代にでき、現代までずっと続いてきたのだと気付き、そのことを描きたいと考えました。初めに、はた織り機と横糸のシャトルを飛ばす左右の手を描き、寝殿造りの廊下や平安時代の人物を配置しました。建仁寺の長い廊下の奥に風神雷神図が見えたときの感激の気持ちを入れたかったのですが、遠くに表しすぎて見えにくくなってしまい、少し残念です。手と糸に気持ちを込めて日本の文化が表せたと思います。

外務大臣賞

滋賀県 草津市立草津第二小学校
1年 永田 陽葵
『はなびたいかい』

外務大臣賞

はなびたいかい

永田 陽葵

滋賀県 草津市立草津第二小学校 1年

かぞくみんなでゆかたをきて、はなびたいかいにいき楽しかったです。やたいのいろとどんなはなびだったか思いだそうとおもっていたのと、楽しかったなとおもいながら描いていました。はなびのキラキラをイメージしたスタンプをくふうしました。クレヨンでいろをぬるところと、えのぐをぬるところがたいへんでした。できたあとなんにちもえのぐがかわくのをまったりして、ほんとうに時間をかけてがんばりました。

外務大臣賞

愛媛県 松前町立岡田小学校
3年 澤田 希粋
『かっこいい獅子の舞』

外務大臣賞

かっこいい獅子の舞

澤田 希粋

愛媛県 松前町立岡田小学校 3年

僕のすんでいる町の秋祭りは、獅子舞が有名です。見た時とてもかっこよくて、はく力がありました。それをかっこよく絵に描いてみようと思いました。工夫したところは顔です。強く見えるように目と口を大きく描きました。苦ろうしたところは、目をこわく見せることです。はく力のある獅子舞が描けたので、来年の秋祭りも見に行きたいです。

外務大臣賞

アメリカ ワイアラエ・パブリック・チャーター スクール
3年 ライラ ヤマシロ
『眠そうな猫』

外務大臣賞

眠そうな猫

ライラ ヤマシロ

アメリカ ワイアラエ・パブリック・チャーター スクール 3年

眠そうな猫は、オイルパステルで描きました。絵を描いてから、青いカーペットの上に紫の色を塗り、周りは、緑を塗りました。それから線を引っ掻きました。オレンジ色の縞模様の猫から始め、それを青と紫のカーペットで囲むと、猫が本当に浮き立っているように見えます。それから、猫の目は緑にしました。周りの色と一緒です。これで、目がとても力強くなりました。それで、猫の目がぼけているようになり、眠たそうになりました。この絵を描けてとても楽しいです。また、入選できてとても幸せです。
”Sleepy Cat"" is a cat that I painted with Oil Pastels. After making the picture, I covered the blue carpet purple and made the green outside of the carpet black. I then scratched in the lines. Starting with the orange striped cat, surrounding it with the blue and purple carpet makes the cat really stand out. Then the eyes of the cat are green, same as the background. This makes the eyes very powerful and makes the cat look dazed, looks like a sleepy cat. I enjoyed making this picture and was very happy that it won but surprised.

厚生労働大臣賞

福岡県 飯塚市立立岩小学校
6年 松永 結愛
『家族みんなでゴシゴシ、キュッキュッ、蜜ロウワックスがけ』

厚生労働大臣賞

家族みんなでゴシゴシ、キュッキュッ、蜜ロウワックスがけ

松永 結愛

福岡県 飯塚市立立岩小学校 6年

我が家の床は無垢の杉材です。そのために年に2回みつろうワックスをぬり、お父さん、お母さん、私、妹、そして5才の弟も家族みんなでほぼ1日かけて、ごしごしキュッキュッとワックスをぬりこみ、ふきとります。とても疲れる作業ですが、みんなでがんばってワックスをかけたあとの床はしっとりして、より深い色になり、この床にゴローンと寝ころぶのが家族みんな大好きです。そんな家族の一大行事である「みつろうワックスかけ」を絵にしたくて題材に選びました。今回この絵を描くことで、単色だけでなくいろいろな色をつくり、表現することをあらためて学びました。色をつくる中で一番大変だったのが木目などの色です。杉材のため木の一枚一枚、一節ずつ色を変えて木目を表現しました。途中何度かくじけそうになりましたが、完成した絵を見たら、最後までがんばって描きあげてよかったなと思いました。

農林水産大臣賞

富山県 射水市立新湊小学校
4年 河田 さくら子
『きっときと!昼せりカニ合せん!!』

農林水産大臣賞

きっときと!昼せりカニ合せん!!

河田 さくら子

富山県 射水市立新湊小学校 4年

私の通う新湊小学校では、カニ給食の日があって、カニがまるごと1匹でます。まわりの人からは「うらやましい」と言われ、お父さんお母さんからも「いいなぁ」と言われました。ニュースを見ていると、地元でカニの昼せりがでていて、昼にするカニのせりは全国でもめずらしく、見学もできると言っていたので行ってみました。行ってみるとまっ赤なカニがじゅうたんのようにならんでいて、きれいでおどろいたので描いてみたい!と思いました。遠くのカニから近くのカニへ大きさが変わっていくのを一列描くのがむずかしかったです。せりのカニはうらがわをむいているので、色ぬりではカニのうらがわのもようや色が細かくてむずかしかったです。カニの色も赤だけじゃないので、オレンジや茶色を使って、てんてんぬりをして本物のカニに見えるように工夫しました。まるで昼せりの声が聞こえてくるような絵になって「良かったなぁ」と思いました。

環境大臣賞

岡山県 岡山市立西小学校
6年 森上 古今
『蛍』

環境大臣賞

森上 古今

岡山県 岡山市立西小学校 6年

田舎の川でホタルを見つけました。手の中でそっと光る優しい光が幻想的で、心をうばわれました。暗い絵にならないように気を付けて描きました。

日本PTA全国協議会会長賞

大阪府 大阪市立豊仁小学校
5年 喜田 彩音
『あや、めっちゃ来てる!』

日本PTA全国協議会会長賞

あや、めっちゃ来てる!

喜田 彩音

大阪府 大阪市立豊仁小学校 5年

夏休み、家族で必勝祈願のため、勝尾寺に行きました。勝尾寺には大きな池があり、たくさんの鯉がいました。私の弟はいつもなんでも全力で、声もリアクションも大きくお調子者です。弟がエサを持って池に近づくと、たくさんの鯉がすごい勢いで寄って来ました。エサを持っているから鯉が来ているのに、弟は自分だけが人気者になった!と思ったようで、目をかがやかせて得意げな顔で私に向かって「あや、めっちゃ来てる!」とうれしそうに言っていたのがおもしろかったのでこの作品を描こうと思いました。工夫したところは、必死に口を開けてバシャバシャとはねている鯉の勢いと、弟のうれしそうな顔を後ろから見ていた私の目線で表現したところです。苦労したところは、池の水が鯉の勢いでゆれてキラキラしていたことを、色のまぜ方や濃さ、水の量で調節したところです。一週間以上かかって下絵を完成させて、色をぬろうとした時、細かく描きすぎてどれがどのかげか、どのしわか、どの鯉の部分なのか自分でもわからなくなったけど、思いだしながら一つ一つていねいに色をぬりました。おもしろかった思い出を上手に切り取ることが出来て良かったです。

全国子ども会連合会会長賞

和歌山県 和歌山市立西和佐小学校
1年 栗本 朔実
『ぼくんちはねこがいっぱい』

全国子ども会連合会会長賞

ぼくんちはねこがいっぱい

栗本 朔実

和歌山県 和歌山市立西和佐小学校 1年

賞にはいったらいいなと思いました。家でかっている猫がとてもかわいいです。猫の毛のもようや色を工夫しました。最後に背景のかべをぬるとき、色が重ならないようにしました。
絵画,ボーイスカウト日本連盟理事長賞,愛媛,松山市立 道後小学校,3,小西 奏,わたしならできる!とべる!, 一生けん命がんばって、目標を達成したときを描きたいと思いました。自分も8段のとび箱をとんでみたいと思いながら描きました。工夫したことは2つあります。1つ目は、真剣な顔にしたことです。2つ目は、とび出してくるような絵にしたいので、とび箱を立体的に描いたことです。本当にとんでいるような足が描けてよかったです。

ボーイスカウト日本連盟理事長賞

愛媛県 松山市立道後小学校
3年 小西 奏
『わたしならできる!とべる!』

ボーイスカウト日本連盟理事長賞

わたしならできる!とべる!

小西 奏

愛媛県 松山市立道後小学校 3年

一生けん命がんばって、目標を達成したときを描きたいと思いました。自分も8段のとび箱をとんでみたいと思いながら描きました。工夫したことは2つあります。1つ目は、真剣な顔にしたことです。2つ目は、とび出してくるような絵にしたいので、とび箱を立体的に描いたことです。本当にとんでいるような足が描けてよかったです。

審査員賞

タイ カセサート大学附属小学校
3年 プワデート・パムサッブ
『横になって、鳥をみる』

審査員賞

横になって、鳥をみる

プワデート・パムサッブ

タイ カセサート大学附属小学校 3年

私と妹は休みの日によく田舎の家に帰ります。実家に帰るたびに、田んぼにゴザを敷いて横になって、飛んでいる鳥を見ます。私の近くに飛んできた鳥もいます。風が涼しくて、眠ってしまったときもあります。

入賞者一覧

金賞

東京都 杉並区立杉並第十小学校 2年 久間 皐月 『オオカマキリ』
滋賀県 長浜市立速水小学校 2年 杉野 純誠 『のってみたいな大きなSL』
岡山県 岡山市立中山小学校 2年 福永 梨乃 『イルカショー』
岡山県 倉敷市立万寿東小学校 5年 貝原 悠月 『今年のぶどうは特別甘いよ』
鹿児島県 姶良市立柁城小学校 6年 坂井 祐貴 『鹿児島 黒豚』

銀賞

栃木県 足利市立葉鹿小学校 1年 奈良 有純 『ぞうのすべり台』
大分県 大分市立八幡小学校 1年 長野 敦樹 『たからさがしのたからをごこみつけたぞ』
アルゼンチン アルテ・ピオホス スクール 1年 ルアナ・ピラール・ロクッソ 『おなかが出たうさぎ El Conejo Barrigon』
大阪府 池田市立池田小学校 2年 杉若 紗菜 『ひいおばあちゃんがそだてた大きなかぼちゃ』
大阪府 枚方市立五常小学校 2年 奥野 愛萌 『深い深い海のいきもの』
神奈川県 逗子市立沼間小学校 3年 山本 日鞠 『里親探しのお手伝い』
神奈川県 小田原市立三の丸小学校 3年 田中 伶樹 『小田原城のウメ子』
大阪府 東大阪市立長堂小学校 3年 清原 一登 『東大寺の大仏さま』
埼玉県 上尾市立富士見小学校 4年 片岡 布喜 『ホタルの森』
和歌山県 日高町立内原小学校 4年 大藤 愛叶 『リコーダーをふいている私』
島根県 大田市立仁摩小学校 4年 山根 大雅 『海の船』
長崎県 長崎市立虹が丘小学校 4年 舞島 拓真 『さくらいろのりゅう』
北海道 紋別市立南丘小学校 5年 髙森 喜代 『生まれたての命』
埼玉県 さいたま市立常盤小学校 5年 吉本 有里 『にげろ!とびうお』
愛知県 名古屋市立高木小学校 5年 一柳 ゆずは 『りっぱな立木観音寺』
秋田県 能代市立向能代小学校 6年 安井 桟梨 『豪華な灯籠 天空の不夜城』
神奈川県 海老名市立上星小学校 6年 関口 瑚々 『伯父さんの包丁さばき』
チリ ジョンデュイ カレッジ 6年 フリエッタ コルテス ペッセ 『家族 La familia』

銅賞

千葉県 千葉市立真砂西小学校 1年 菅家 温人 『でかいはなび』
石川県 国立金沢大学附属小学校 1年 酒井 唯登 『ライオンハウス』
滋賀県 高島市立安曇小学校 1年 志村 彩花 『流れるプール塩からいプール ウォータースライダーたのしかったよ』
大阪府 阪南市立尾崎小学校 1年 櫻間 穂香 『みんなでうたをうたおう!!』
島根県 松江市立鹿島東小学校 2年 中村 友香 『中村牧場の大きな牛』
東京都 私立早稲田実業学校初等部 3年 柿沼 玲音 『東京湾の王者は僕だ!』
東京都 東大和市立第九小学校 3年 井上 日菜乃 『わたしのゆめ』
神奈川県 相模原市立淵野辺小学校 3年 福永 和彦 『おふろのあわの中の宇宙』
大分県 大分市立大道小学校 3年 大友 亮仁 『リコーダーをふく友だち』
神奈川県 厚木市立厚木小学校 4年 田口 絵子 『おじいちゃんの畑でたけのこほり』
兵庫県 芦屋市立朝日ヶ丘小学校 4年 安澤 蒼太 『美味しいパン どうぞ』
和歌山県 紀の川市立田中小学校 4年 亀若 悠介 『お父さんと魚つり でっかいベラがつれたぞー』
香川県 高松市立太田南小学校 4年 三谷 文音 『川で見つけた』
イタリア ニノ・ロッタ小学校 4年 スベバ レオーネ 『鋭い視線 Penetrating look』
栃木県 宇都宮市立清原東小学校 5年 伏木 理紗 『初めての船 広がる世界へ!』
新潟県 佐渡市立羽茂小学校 5年 本間 快成 『えさを必死に食べる鯉』
石川県 白山市立石川小学校 5年 斎藤 穂乃花 『夏の火まつり』
静岡県 伊豆市立中伊豆小学校 5年 渡邉 雅紀 『オリンピックへの自転車』
香川県 土庄町立土庄小学校 5年 三村 いろは 『お父さんのサラダ』
香川県 高松市立栗林小学校 5年 谷本 啓太郎 『ぼくのランドセル』
宮城県 仙台市立寺岡小学校 6年 小川 怜禾 『リコーダーを吹く私』
埼玉県 所沢市立清進小学校 6年 西沢 秀太朗 『ステンドグラス』
静岡県 富士宮市立東小学校 6年 由井 馨 『ぼくもいつか発掘するぞ』
大阪府 和泉市立青葉はつが野小学校 6年 矢入 巧斗 『だんじり』
兵庫県 神戸市立高丸小学校 6年 福岡 飛羽 『昼休みのバスケ』
和歌山県 日高町立志賀小学校 6年 嶋田 倫也 『すだれをなおすお父さん』
広島県 福山市立山手小学校 6年 檀上 千晴 『新しい自転車』
福岡県 福岡市立小田部小学校 6年 香山 うた 『沖縄の商店街を歩く父と私と妹』
宮崎県 宮崎市立赤江小学校 6年 藤田 至 『ぼくは釣り名人』
チリ サン マルコス カレッジ 6年 マティルダ ナバロ マリン 『自然の中の平和 La paz en la naturaleza』

書写の部

Calligraphy section

総評

 まずは、受賞された皆さんにお祝い申し上げます。そして、出品されたすべての児童の皆さんの出品に向けてのご努力を心より讃えたいと思います。
MOA美術館全国児童作品展は、今回で第30回展を迎え、その歴史に加え、書写の部では海外からの出品も含め144,511点が出品される、国内屈指の最大規模の作品展です。
 文字を書くことは、それ自体が文化です。独特の機能をもった筆記具である毛筆が生まれ、毛筆による独自の表現は中国を中心とした東アジア地域で大いに発達し、特に日本では日本独自の美の世界を展開してきました。文字そのものがもつ力や美はもちろんのこと、文字や言葉に思いを込めたり、文字や言葉に込められた思いを感じ取ったりすることもまた、文化なのです。皆さんの感想文からは、文字や言葉と向き合う中で自分自身とも向き合っている様子や姿勢が強く読み取れ、また、どう表現しどう伝えたいかを工夫し、一所懸命に取り組んでいる姿勢や思いが、作品から伝わってきました。
 審査に当たっては、筆使いや運筆、字形や字配り、紙面構成や作品としてのまとまりなどの他、こうした姿勢や思いもまた重要な観点となります。書写の活動を通じて、皆さんなりに日本の文化と向き合い、親しんでください。文字や言葉を書くこと、文字や言葉で伝えることの意味や大切さを感じ取る感性を高めていってください。そして、たくさんのことを考え、色々なことを学んでもらえたら嬉しく思います。
 このたび参加されたすべての児童の皆さんの出品に当たりまして、ご指導に当たられた学校や地域の先生方、ご家族の皆様には、並々ならぬご協力・ご支援を賜ったことと存じます。心より御礼申し上げるとともに、今後とも学校・家庭・地域が一体となった支援体制の充実にご助力くださいますようお願い申し上げます。

文部科学省教科調査官 豊口 和士

受賞作品

内閣総理大臣賞

奈良県 大和郡山市立片桐西小学校
6年 折口 楓華
『伝統芸術』

内閣総理大臣賞

伝統芸術

折口 楓華

奈良県 大和郡山市立片桐西小学校 6年

私は小学校1年生から習字を習い始めました。今までいろんな字をたくさん練習してきました。今回の「伝統芸術」は1年前から練習を始めました。半紙に対して、画数の多い字なので、バランス良く半紙に収めることにすごく苦労しました。何度も失敗したりで、嫌になった時もありましたが、時間をかけて練習しました。6年生という最終学年でこのような大きな賞をいただけて本当に嬉しいです。中学生になっても習字は続けていきたいです。ありがとうございました。

文部科学大臣賞

和歌山県 和歌山市立木本小学校
1年 齋藤 美空
『きぼう』

文部科学大臣賞

きぼう

齋藤 美空

和歌山県 和歌山市立木本小学校 1年

「きぼう」ということばは、やさしくてしあわせなことばだなとおもい、書くことにきめました。「きぼう」の「ぼ」をはみ出さないようにすることと、「う」のはらいをげんきよくはらうのがむずかしかったです。なんまい書いてもうまく書けなくて、ないてしまったときもあったけど、「がんばっていたらいいのができる」とおもって書きました。じょうずに書けたときは、たのしくてハッピーなきもちになりました。

文部科学大臣賞

静岡県 伊豆の国市立韮山南小学校
2年 大庭 詩央里
『ともだち』

文部科学大臣賞

ともだち

大庭 詩央里

静岡県 伊豆の国市立韮山南小学校 2年

二年生になってはじめて四文字を書きました。この「ともだち」はたくさん練習をしました。何日も何日も書いて、百枚以上書いて、いいのはこの一枚だけでした。この一枚を出すのは一年生の時よりもずっとずっと大へんで、最初はすごく下手で、何度もあきらめました。でもこれが書けた時に「やったー!」とすごくうれしくなりました。「これがいい!」とすぐにきまりました。また賞をとることができて、夏休みは大へんだったけど、本当にがんばってよかったと思いました。

文部科学大臣賞

山口県 下関市立熊野小学校
3年 稲田 千明
『天空』

文部科学大臣賞

天空

稲田 千明

山口県 下関市立熊野小学校 3年

私は空が大好きです。いやなことがあっても空を見ると元気が出ます。書道の豊田先生に「空の字でよい字がないか」と、相談しました。先生が「天空はどう?」とすすめてくれました。辞書で調べたら「広びろとした大空」と書いてありました。私は、広くてきれいな空を思いうかべて、天空をたくさん練習しました。むずかしかったことは、きれいな空のように、「天」のはねを美しく力強くはねることで、広い空のように大きく天空を書くことに気をつけました。この「天空」を見て「広くてきれいな空」を思いうかべてくれればいいなあと思いをこめて書きました。

文部科学大臣賞

大阪府 堺市立金岡小学校
4年 中畑 舞子
『生きる力』

文部科学大臣賞

生きる力

中畑 舞子

大阪府 堺市立金岡小学校 4年

この作品は、習字教室の先生が決めてくれました。この字を書きながら、私はこう思いました。私の96才のひいばあちゃんに、もっともっと生きる力をあげたくて、元気よく書きました。ひいばあちゃんは私の習字を見ると、とても元気になって、喜んでくれます。だから、ひいばあちゃんの笑顔が見たくて、一生懸命練習しました。名前を最後に書く時、本当にどきどきして手がふるえました。完成した時、「ヤッター!!」と思いました。これからも、もっともっと頑張って、生きる力がわいてくる様な字を書きたいです。楠部先生、いつもいっぱい教えてくれてありがとう。私も、楠部先生みたいな習字の先生になりたいです。

文部科学大臣賞

兵庫県 姫路市立坊勢小学校
5年 桂 茉瑚
『星の夜空』

文部科学大臣賞

星の夜空

桂 茉瑚

兵庫県 姫路市立坊勢小学校 5年

私は、夏休みの自由研究で月の観察をしました。毎日、月の写真をとる時に見えるたくさんのきれいな星に感動し「星の夜空」という課題に決めました。漢字・ひらがなの全体のバランスに気を付けて、何枚も練習しました。来年は小学校生活最後の年、6年生です。勉強・スポーツなど、全力で頑張っていきたいと思います。そして、私の書道を見てくれた人の心が元気になるような字を書いていきたいです。

文部科学大臣賞

兵庫県 尼崎市立武庫庄小学校
6年 中野 陽向
『青雲の志』

文部科学大臣賞

青雲の志

中野 陽向

兵庫県 尼崎市立武庫庄小学校 6年

今年6年生の私は、MOA美術館作品展に挑戦できる最後の年なので、今までで一番の作品が書けるように努力しました。「青雲の志」は、私の好きな「青」が入った言葉で、「志」という字が、今まで習い続けてきた書道をこれからもずっと続けて上達したいという気持ちを表してくれるように思ったので選びました。こだわったのは「青」の字です。上の部分だけでもとても難しく、三本の横線がバランスよく書けるようにと、練習を繰り返しました。下の「月」の部分は、字を支える足のイメージなので、堂々と書きました。漢字をしっかりと書く分、ひらがなの「の」は、やわらかい筆の動きが出せるようにしました。姉の書く「の」を理想としながら、それより上手に書きたいという気持ちで書きました。私の周りには、姉や書道教室の友達など競う相手が多いですが、高い志をもちながら、楽しく書道ができるように、これからもがんばりたいです。

厚生労働大臣賞

大阪府 枚方市立明倫小学校
3年 増尾 和香
『力を出す』

厚生労働大臣賞

力を出す

増尾 和香

大阪府 枚方市立明倫小学校 3年

私は去年MOA美術館奨励賞をもらい、枚方病院にかざってもらいましたが、その作品を見た近所のおばあさんから、とてもよい字を書いているねとほめてもらい、とてもうれしかったです。そのおばあさんに会う度ほめてもらえるので、今年もおばあさんの期待にこたえられるよう、せい一ぱいがんばれるようにと思い、「力を出す」という言葉をえらびました。今年は足をけがしたので、正座をして書くことができなかったため、力を入れることがむずかしく、とくに「出」は左右のバランスを取るのがむずかしく、何度も何度も書いて練習しました。これからも、もっと上手になれるように一生けん命練習したいと思います。

農林水産大臣賞

千葉県 松戸市立古ヶ崎小学校
2年 森 結菜
『あお空』

農林水産大臣賞

あお空

森 結菜

千葉県 松戸市立古ヶ崎小学校 2年

私が「あお空」という字を書いたのは、かん字にちょうせんしたくて、先生といっしょにきめました。先生が書いてくれたお手本がかっこよくて、私も同じように書きたいと思い、たくさん練習しました。むずかしかったところは、「空」という字です。左右のバランスを同じように書くのがむずかしくて、何回もしっぱいしました。上手く書けなくて、ないてしまうこともあったけど、あきらめないでさいごまでがんばりました。入賞したことをきいた時は、とってもうれしかったです。これからもたくさん練習してもっと上手になるようにがんばりたいです。

環境大臣賞

兵庫県 小野市立大部小学校
4年 本田 心音
『大空』

環境大臣賞

大空

本田 心音

兵庫県 小野市立大部小学校 4年

この夏は日本のあちこちで、ごう雨や台風がありました。その後は、とても暑い夏になり、外で遊ぶこともできず、自然のこわさを知りました。でも部屋の窓から青い大空が広がっているのをぼんやり見ていて、「大空」を書こうと思いました。「大」の最後のはらいや、「空」のあなかんむりのバランスをとるのがむずかしくて、何度も練習しました。「大空」がでっかく書けて、私の気持ちも晴れました。

日本PTA全国協議会会長賞

兵庫県 姫路市立坊勢小学校
5年 小林 あん
『夢の実現』

日本PTA全国協議会会長賞

夢の実現

小林 あん

兵庫県 姫路市立坊勢小学校 5年

私は幼稚園の時から習字を始めました。私は字を書くことがとても好きです。もっともっと良い字を書けるようになることが私の目標の1つです。小さい時から兄と姉と一緒に練習をしていて、私も兄と姉と同じようにMOA美術館奨励賞を目標にして、全国に挑戦したいという夢もあったので、この「夢の実現」を課題にしました。今までいろんな課題を書きましたが、今回の課題は四文字なので、線を太くしたり細くしたり強弱をつけるのが難しかったです。漢字とひらがなのバランスを考えながら一筆一筆心を込めて、とめ、はね、はらいをしっかり書こうと心がけました。思うように書けない時もあったけど、あきらめないで練習して、作品が仕上がった時はとてもうれしかったです。これからも練習を重ねてもっと上手になれるように頑張っていきたいと思います。

全国子ども会連合会会長賞

大阪府 豊中市立南桜塚小学校
6年 碇 笑美
『世界遺産』

全国子ども会連合会会長賞

世界遺産

碇 笑美

大阪府 豊中市立南桜塚小学校 6年

世界中の人たちに日本のきれいな四季をもっといっぱい知ってもらいたいと思ったので書きました。書いている時は、今年最後の習字になるかもしれないので、気を引きしめた気持ちで書きました。工夫したところは、「世界遺産」の「界」を、ふつうに書いたら少し小さくなってしまうので、そこを意識して大きく書きました。苦労したところは、とめ・はね・はらいの筆の穂先をそろえるところです。完成した時はとてもやりきった感がありました。

ボーイスカウト日本連盟理事長賞

広島県 呉市立川尻小学校
5年 相原 花音
『群青』

ボーイスカウト日本連盟理事長賞

群青

相原 花音

広島県 呉市立川尻小学校 5年

夏の青い空や青い海をイメージしてこの作品を書こうと決めました。大変だったところは、筆の穂先が字の中心を通るよう、また、字の並びが等間かくになるよう意識して書くことでした。なかなか上手くいかず、なっとくのいく作品が書けなかったけど、一生懸命練習してやっとこの作品が書けた時、心からがんばって良かったなと思いました。

審査員賞

奈良県 橿原市立香久山小学校
6年 上田 歩
『夏空花火』

審査員賞

夏空花火

上田 歩

奈良県 橿原市立香久山小学校 6年

夏休みに家族と見た花火をイメージしながら美しく鮮明に書こうと努力しました。全体のバランスがとりにくかったので、とても苦労しました、特に、「夏」と「空」の文字が難しく、「夏」の右はらい、左はらいが上手くできず、何度も失敗しました。でも、何枚も何枚も練習して、きれいに書くことができました。

入賞者一覧

金賞

香川県 東かがわ市立福栄小学校 6年 加藤 奈桜 『夢と希望』

銀賞

広島県 福山市立瀬戸小学校 1年 髙瀬 唯名 『にじ』
広島県 廿日市市立廿日市小学校 2年 重田 凪沙 『ゆめ』
岡山県 岡山市立吉備小学校 5年 田埜 雅弥 『流星』
広島県 広島市立五日市小学校 6年 阪本 瑞季 『雲海』
山口県 下関市立勝山小学校 6年 大田 苺実 『夢の実現』

銅賞

秋田県 横手市立雄物川小学校 3年 今川 侍源 『火山』
富山県 富山市立速星小学校 3年 千田 琉生 『星まつり』
大阪府 私立はつしば学園小学校 4年 末吉 慶大 『大きな星』
鳥取県 鳥取市立湖山小学校 4年 大坪 桃子 『天地』
沖縄県 うるま市立兼原小学校 4年 宮里 乙来利 『生きる力』
秋田県 能代市立渟城南小学校 5年 高崎 悠生 『元気な声』
広島県 呉市立川尻小学校 5年 竹内 愛美 『発明』
静岡県 沼津市立金岡小学校 6年 大田 裕理 『感謝』
大阪府 高石市立羽衣小学校 6年 野中 月愛 『出発の朝』
鳥取県 米子市立五千石小学校 6年 今津 倖乃 『天然』

団体の部

Group section

受賞団体

文部科学大臣賞

北海道函館市立深堀小学校

文部科学大臣賞

北海道函館市立深堀小学校

本校は,函館市の東部に位置し,昭和46年に開校した児童数241名の学校です。全校写生展や歌声集会等,子どもの表現する力を高め,豊かな心で学び合う教育活動に取り組んでおります。この度の栄えある賞をいただいたことを励みに,今後とも保護者や地域社会と力を合わせ,心ふれ合い瞳かがやく学校を目指してまいります。

函館児童作品展実行委員会

この度の受賞は、南本通小学校に次ぐ、2校目の「学校奨励賞」受賞となり、実行委員会として大きな喜びと励みになりました。深堀小学校は、長年にわたり、美育に取り組んでおられ、素晴らしい作品を数多く出展いただき、作品展を支えていただいてきました。本年、函館市・函館市教育委員会との共催で、歴代奨励賞作品を展示した「30周年記念特別展」を開催しましたが、三分の一以上、深堀小児童の作品です。この特別展や医療機関の展示でも、「力強くて、美しく感動した」「癒された」等、喜びの声が寄せられました。これからも美を通しての、心身共に健康なまちづくりに一層努力してまいります。

文部科学大臣賞

青森県中泊町立中里小学校

文部科学大臣賞

青森県中泊町立中里小学校

本校は、ストーブ列車でおなじみの津軽鉄道の終着駅のそばにある全校児童145名の学校です。今回、栄えある賞をいただいたことは、学校はもとより、地域にとりましても大きな喜びとなりました。この喜びを学校や地域の宝物として、これからも「ふるさとの宝」である子供たちを育てていきたいと思っております。

中泊児童作品展実行委員会

この度は、中里小学校に栄えある「学校奨励賞」をいただき、学校・関係者・実行委員会共に感動に包まれています。ありがとうございます。この作品展は、文化面での活躍を認めていただける町の貴重な行事の一つとなっていて、行政や各団体からの応援で実施されています。平成の町村合併や学校の統合により16校から4校に減ってしまいましたが、ボランティアや他団体の協力も得て、出品作品は全て展示するようにしています。これからも美育を通じ、心身ともに健康な町づくりに努力してまいります。

文部科学大臣賞

岐阜県大垣市立中川小学校

文部科学大臣賞

岐阜県大垣市立中川小学校

本校は、岐阜県南西部に位置する全校児童770名の学校です。20年以上にわたり英語教育や国際理解教育に力を入れてきました。今回、栄えある賞をいただき、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。これを励みに、家庭や地域と連携して、児童が夢をもって「なかよく・かしこく・たくましく」成長できるように一層努めてまいります。

大垣児童作品展実行委員会

今年は第30回の節目の年、また大垣市の市制100周年の記念すべき年になります。さらに平成最後の児童作品展において、この度は「学校奨励賞」という素晴らしい賞をいただくことができました。小学校や市の教育委員会の喜びはもとより、私たち実行委員会にとりましても大きな喜びと感動をいただき、大変励みとなりました。中川小学校には、近隣に住む実行委員が児童の皆さんの美意識を高め、心豊かな生活を送っていただくことを願いに、花の活け込みに行かせていただいています。今後もこのような営みが学校に少しでも良い影響を及ぼすことになればと願っています。これからも、地域や学校と連携して「生きる力」を育む児童作品展を継続して行きたいと思います。

厚生労働大臣賞

北海道恵庭児童作品展実行委員会

厚生労働大臣賞

北海道恵庭児童作品展実行委員会

この度は名誉ある賞を頂き実行委員会一同心より感謝申し上げます。恵庭児童作品展をまちづくりの軸とし、美育を中心に様々な活動が作品展に繋がるよう意識し積み上げてきました。10年前より恵庭市の協働事業に「美育を通してこどもの生きる力を育む事業」として毎年申請、プレゼンし助成金を頂いてきました。この喜びを胸にこれからも児童作品展を中心に美育によるまちづくりを実行委員一同、心合わせて進めてまいります。

文部科学大臣賞

奈良県大和郡山市立 郡山北小学校

文部科学大臣賞

奈良県大和郡山市立 郡山北小学校

本校は奈良県大和郡山市にある「郡山城」に近く、城下町の面影を残す地域と奈良市に至る住宅地が校区となっている創立47年目の学校です。絵画や工作、音楽などに興味を示す児童も多く、この栄えある賞に選考いただいたことに喜ぶ姿を見て、子ども達の感性を磨く環境づくりに一層努めたいと感じているところです。

大和郡山児童作品展実行委員会

大和郡山市児童作品展は、市内全11小学校が参加し、毎年継続して開催しています。この度は郡山北小学校が学校奨励賞という素晴らしい賞を受賞され、私達の大きな喜びと励みとなりました。作品展に対し、郡山北小学校の先生方から深いご理解とご協力を頂いており、開催当初より毎年多くの作品を応募していただいております。今回の受賞を機会に、さらに学校、家庭、地域と一体となって、美を通して子ども達に「生きる力」を育み、心豊かな心身ともに健康な人、まちづくりに努力してまいります。

文部科学大臣賞

広島県呉市立川尻小学校

文部科学大臣賞

広島県呉市立川尻小学校

本校は,広島県の南西部に位置する呉市の最高峰「野呂山」と瀬戸の島々が眺望できる豊かな自然に囲まれた,全校児童348名の学校です。今回の受賞は,学校・家庭・地域が一体となって,伝統的に盛んな書道等,情操教育に取り組んできた成果であると喜んでおります。この賞を励みに,児童の感性をより一層磨いて参ります。

呉児童作品展実行委員会

今年は西日本豪雨により甚大な被害を受け、作品展が出来るか心配されましたが、傷ついた心を癒す「心の復興」としての作品展にしたいとの願いで、全員が心一つに取り組みました。今回、川尻小学校が文部科学大臣賞を受賞したことは、市長さん、教育長さん初め、実行委員会にとっても大きな喜びと励みになりました。

文部科学大臣賞

香川県香川大学教育学部附属坂出小学校

文部科学大臣賞

香川県香川大学教育学部附属坂出小学校

左の写真は本校が100周年を迎えたときに,保護者と子供が校舎に巨大リボンをかけ,学校への感謝の気持ちを表したものです。毎年,本校の子供たちの作品が市民の心を和ませたり,また,子供病院に作品を寄贈して入院している子供の心を癒やしたりしていると聞き感激です。学校や地域を愛せる子供と保護者に感謝です。

中讃児童作品展実行委員会

この度は、このような素晴らしい賞を頂き、校長先生ともども、喜びと感動を分かち合っています。多くの入賞作品を寄贈頂き、それらが病院に展示され、多くの人を勇気づけている事が受賞の要因とお聞きし、今後、より一層学校や家庭と連携して、地域に貢献していきたいと願っております。 

厚生労働大臣賞

鳥取西部児童作品展実行委員会

厚生労働大臣賞

鳥取西部児童作品展実行委員会

このたびは、名誉ある賞を戴き深く感謝申し上げます。当展は、米子市、境港市他7町村の児童の参加を得て、本年で28回目を迎えます。米子高島屋を主会場に、8つの小学校、9つの医療機関、米子市役所、JR米子駅等での巡回展も実施し、「生きる力」を貰った等の反響を戴いています。また協賛金をはじめ、地元医学界の多大な協力、支援も特筆すべき点ですが、今後共、心身共に健康な人、家庭、まちづくりをめざして、一層努力してまいりたいと存じます。


過去のMOA美術館全国児童作品展

History of the Children’s Art Exhibition Award