三彩鳳首水注
データ
時代 | 中国・唐時代(8世紀) |
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素材・技法 | |
サイズ | 高27.8㎝ 口径4.8㎝ 胴径12.3㎝ 底径9.5㎝ |
解説
この形はギリシアのオイノコエに淵源し、ササン朝ペルシアの鳳首瓶を直接の源流とする水注の形式である。2枚の合わせ型で型を抜き、宝珠をくわえた金翅鳥(こんじちょう)を表し、植物の茎をかたどった把手をつけている。丸い胴腹の両面には唐草で飾った宝珠形の窓を区画し、その中央に浮き彫りの獣面を表している。高台は比較的高く、八の字形に開いており、そこには浮き彫りの花弁文がめぐらされている。底は露胎(ろたい)で平たい。全面に緑釉を施しているが、獣面・唐草など要所に黄釉を用いている。釉の発色がことにすばらしい。