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蔦重こと蔦屋重三郎(1750−97)は、浮世絵黄金期の文化を創出した版元(出版人)です。現在世界的人気を集めている喜多川歌麿(?−1806)や、東洲斎写楽(生没年不詳)を起用するなど、新しい才能を見出す慧眼に長けていまし…

豊かな自然を背景に、高度な技術を惜しみなく注がれて発展してきた伝統工芸は、現在も私たちの日常生活をより豊かに彩ってくれます。なかでも人間国宝(重要無形文化財保持者)の作品は、伝統を踏まえた確かな技術と格調高い芸術性を有し…

葛飾北斎(1760-1849)の代表作として知られる「冨嶽三十六景」を、デジタル技術を活用して展観します。 「冨嶽三十六景」は、富士の威容を示すほか、富士周辺のさまざまな場所で、生き生きと働く庶民の姿を描いた風景版画シリ…

歌川広重(1797-1858)は、「東海道五十三次」(保永堂版)をはじめ数多くの名所絵を世に送り出し、江戸時代後期を代表する浮世絵師として知られています。 中でも、晩年に手掛けた「名所江戸百景」は独創的な構図で江戸の街並…

ニッポンのわざをあじわう 漆芸の人間国宝、室瀬和美は「工芸品というのは使う人のためを思って作る、自分たちはこれを使ってくれる人が幸せになって欲しいと思って作っている」と語っています。工芸は、実際に使って楽しむことで作り手…

熱海では、7月14日~16日に來宮神社例大祭:通称「こがし祭り」が盛大に執り行われます。 熱海芸妓置屋組合連合による「あたみ踊り」をMOA美術館メインロビーで披露されます。 普段はなかなか見ることのできないプロの踊りをど…