MOA美術館定期演能会
平成29 年の定期演能会は、リニューアルオープンを記念した豪華な出演者でお届けしております。11 月の定期演能会は、天の羽衣伝説を題材に、静岡県の名所・三保の松原で漁師・白龍が天女に出会う能「羽衣」をシテ方観世流宗家 観世清和師が演じます。狂言は、修行中の若い僧と水汲みの娘が、お互いを慕う気持ちを小唄で交わす狂言「水汲」を狂言方和泉流の三宅右近師が演じます。また当日は「武者小路千家・千宗屋キュレーション 茶の湯の美」を開催しております。日本を代表する伝統芸能である能・狂言をご観賞いただくとともに、あたらしくなった展示スペースで美術品の魅力を最大限に楽しめる「MOA 美術館 定期演能会」で、日本文化の持つ奥深い美しさをごゆっくりとお楽しみいただけますよう、ご案内申し上げます。