イベント
11月24日(日)熱海座秋公演
2024.11.24(日)
概要
チケット販売中
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●MOA美術館
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※電話予約の際はチケット代引き手数料が別途かかります。
MOA美術館能楽堂 Tel
0557-84-2500
料金
◆熱海座秋公演
- SS席 8,800円(友の会7,700円)
- S席 7,700円(友の会6,600円)
- A席 5,500円(友の会4,400円)
- B席 4,400円(友の会3,300円)
※料金は全て税込み
11月24日(日)熱海座秋公演
◆仕舞
「氷室」 田崎甫
「松風」 辰巳和磨
◆演目:能 宝生流「雷電」
13:30開演 12:30開場
-出演者-
- シテ 菅相丞/天満天神: 辰巳満次郎
- ワキ 法性坊の僧正:福王和幸
- ワキヅレ 従僧:村瀬提
- ワキヅレ 従僧:村瀬慧
- 間 里人:野村挙之介
- 笛:藤田貴寛
- 小鼓:住駒充彦
- 大鼓:柿原孝則
- 太鼓:加藤洋輝 他
◆演目:狂言 和泉流「雷」
-出演者-
- シテ 雷 野村万之丞
- アド 医者 野村万蔵 他
≪あらすじ≫
能『雷電』は、菅原道真が 大宰府 に左遷され死したのち、雷神となって内裏に祟ったという伝説を題材にした作品です。
比叡山の座主、法性坊僧正のもとに菅原道真の霊が現れます。生前深い師弟関係で結ばれていた二人は再会を喜びますが、道真はこれから復讐のために御所に行くので、祈祷のために呼ばれても参内しないでほしいと僧正に願い出ます。僧正が幾度も勅令を断ることはできないと言うと道真は激怒し、その場から消え去ります。
やがて御所には雷神の姿となった菅原道真が現れます。祈祷をする僧正のもとは避け、紫宸殿、清涼殿・・・と宮殿の殿舎を次々と荒れ狂いますが、帝から天満大自在天神の官位が下ると怒りを和らげ、黒雲に乗って空に上がっていきます。
能舞台に置かれた一畳台を紫宸殿と清涼殿に見立て、雷神となった道真と僧正の超能力がぶつかり合うスペクタクル劇が、大変見応えのある作品です。
狂言『雷』は、雲の間から落ちて腰の骨を打った雷が、その場に居合わせた藪医者に治療をお願いするという物語。医者が鍼治療をすると雷は大げさに痛がりますが、治療代を請求されると、持ち合わせがないから払えないという始末。まるで人間のような雷のキャラクターが笑いを誘います。
仕舞は氷の神、氷室明神が躍動感のある颯爽とした舞で世を祝福する「氷室」、また秋の人気曲「松風」を“風の能”として上演いたします。
特別展『光琳 国宝「紅白梅図屏風」×重文「風神雷神図屏風」』とコラボレーションした本年の熱海座秋公演。古くから畏怖されるとともに、雨を降らせて恵みをもたらす五穀豊穣のシンボルとして信仰されてきた「雷」の様々な表情を、特別展と合わせてお楽しみください。