平松礼二・森口邦彦展【終了しました】

2015年09月04日(金)~10月13日(火)

 MOA美術館では、日本美術の伝統を継承しながら鋭敏な感覚で時代性を捉えた作品を創り出し、海外に発信する二人の作家の展覧会を開催します。
 平松礼二は、印象派の画家クロード・モネに触発されながら日本画の伝統美を意識した鮮やかな装飾的世界を切り開き、独自の画風を確立しました。近年は、国内はもとより、ジヴェルニー、ベルリンなどの海外で展覧会を開催し高い評価を得ています。
 森口邦彦は、友禅に受け継がれた高度な技法と幾何学文様を用いた現代的なデザインを融合させた友禅を創造し、2007年重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けました。海外では、ローザンヌ、コペンハーゲン、オックスフォードで展覧会を開催するほか多くの海外展にも出品し、フランス政府よりレジョン・ドヌール芸術文芸シュヴァリエ章を受章しています。
 本展では、世界から高く評価される現代日本アーティスト二人の作品をご紹介致します。

主な作品

モネの池 四季彩夢	平松礼二(個人)

モネの池 四季彩夢 平松礼二(個人)
平成26年(2014) 平成27年(2015)

 平松礼二 昭和16年(1941)~
東京都に生まれる。高校在学中、青龍社展に初出品し入選を果たした。日本美術の伝統を意識しつつ、箔、墨、コラージュなど多彩な技法を用いて作品を発表する。「路」シリーズをライフワークとする他、近年はモネへのオマージュを込めた作品も発表している。平成12年(2000)、第12回MOA岡田茂吉賞大賞を受賞。同年から11年間「文藝春秋」の表紙画も担当した。

モネの池 春彩  平松礼二(個人)

モネの池 春彩  平松礼二(個人)
平成27年(2015)

 

モネの池 秋彩  平松礼二(個人)

モネの池 秋彩  平松礼二(個人)
平成27年(2015)

 

ジヴェルニーモネの池 静寂  平松礼二(個人)

ジヴェルニーモネの池 静寂  平松礼二(個人)
平成26年(2014)

日本の祈り花は咲く  平松礼二(個人)

日本の祈り花は咲く  平松礼二(個人)
平成27年(2015)

 

雪明り  森口邦彦(京都国立近代美術館)

雪明り  森口邦彦(京都国立近代美術館)
昭和44年(1969)

 森口邦彦 昭和16年(1941)~
京都市に生まれる。森口華弘を父にもつ。京都市立美術大学を卒業後、渡仏してパリ国立高等装飾美術学校でグラフィック・デザインなどを学ぶ。帰国後、本格的に父のもとで友禅を始め、花や雪、流水といったモチーフを幾何学文様で構成するなど、斬新な意匠の作品を発表している。伝統を踏まえた現代的表現で高い評価を得ている。平成19年(2007)、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。

千花  森口邦彦(個人)

千花  森口邦彦(個人)
昭和44年(1969)

 

黄唐茶格子文  森口邦彦(個人)

黄唐茶格子文  森口邦彦(個人)
平成5年(1993)

 

位相重ね鱗花文  森口邦彦(文化庁)

位相重ね鱗花文  森口邦彦(文化庁)
平成24年(2012)