イベント

熱海座 坂東玉三郎 能楽堂特別舞踊公演

1970.01.01(木)

MOA美術館開館40周年記念

概要

本年は箱根美術館開館70周年・MOA美術館開館40周年記念として、11月12日(土)~16日(水)の5日間にわたり「熱海座坂東玉三郎舞踊公演」を開催いたします。歌舞伎女形人間国宝・坂東玉三郎の至高の舞踊をご堪能ください。

●当日ご来館のお客様へお知らせ

11月11日(金)〜11月16日(水)、貸切に伴い花の茶屋は通常営業を休業いたします。 お客様におかれましてはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

◎MOA美術館友の会会員 先行販売
 2022年8月26日(金) 10時より
◎一般販売
 2022年9月10日(土) 10時より

日時:令和4年11月12日(土)、13(日)、14日(月)、15日(火)、16日(水)
   14:00開演  13時開場

演目:⑴お目見得 口上

   秋の色種 長唄囃子連中 

   ⑶羽衣   長唄囃子連中

料金:18,000円(友の会16,000円) 

会場:MOA美術館 能楽堂 

MOA美術館公式オンラインチケット及び電話予約にてお求めいただけます。
MOA美術館   :https://www.moaart.or.jp/
チケットぴあ:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2230448

お問合せ:MOA美術館能楽堂 Tel 0557-84-2500

演目解説:

口上
口上では、玉三郎が客席の皆様にご挨拶を申し上げます。舞踊だけでは玉三郎の肉声が聞けないとのお客様のリクエストに応えたもので、玉三郎の近況をまじえながら、「秋の色種」「羽衣」についてお話しいたします。
是非、お楽しみください。

秋の色種
弘化2年(1845)南部藩下屋敷(東京・麻布)の新築披露のために作られた長唄で、南部侯第36代佐竹利敬 の未亡人教子 、または 第39代信侯の作詞、あるいは両者の合作と推定されています。作曲は長唄の宗家・10世杵屋六左衛門です。
題名のとおり、秋を彩るしのぶ草、夏苧(麻の別名)、萩、うけら(菊の一種)、葛、尾花(すすき)、女郎花などの秋草がさまざまに詠み込まれています。ある秋の夜、月明かりに誘われた美しい女が現れて、麻布の野に咲き乱れる秋草や虫の声を慈しむように愛で、やがて去って行きます。玉三郎ならではの歌舞伎舞踊で、その優雅な美しさを演出しています。

羽衣
歌舞伎舞踊「羽衣」は世阿弥の能「羽衣」の詞章を基に、明治31年(1898)1月、東京の歌舞伎座で初演されました。駿河国(静岡県)の三保の松原を舞台として、漁師・白龍が松にからむ羽衣を見つけて持ち帰ろうとすると、天女が現れ羽衣を返して欲しいと頼みます。その願いを白龍が拒むと、これを嘆いた天女は、その悲しみを舞に託して見せます。その様子を憐れんだ白龍が羽衣を返すと、天女は喜び、その返礼として天上界の月宮殿での舞楽を見せることを約束します。やがて鞨鼓を付け羽衣を身に纏った天女が現れ、「駿河舞」と呼ばれる美しい天女の舞を見せます。この作品中、随一の見せ場です。三保の松原を賛美しながら舞い続け、やがて彼方の富士山へ舞い上がり、天界へと帰って行きます。
玉三郎が能の幽玄な味わいと雅やかな雰囲気を合わせ持つ歌舞伎舞踊の名作をお届けいたします。

【熱海座】
「座」は平安時代末期に朝廷、貴族、社寺の庇護のもとに猿楽、田楽、琵琶法師などの芸能や商工業者の職能集団として結成されました。熱海座はMOA美術館の能楽堂を拠点に伝統芸能やクラシック、ジャズなどの洋の東西を問わず上質な舞台芸術、音楽を熱海市民に楽しんでいただく場として創設しました。