イベント
能「紅葉狩」 完売
2019.11.30(土) 13:30 -
定期演能会

概要
信濃国(長野県)戸隠山(とがくしやま)の鬼伝説。その鬼は女性で名前は紅葉(もみじ)。平安時代の武士・平維茂(たいらのこれもち)に退治されたと伝えられます
美しい紅葉に彩られたとある山中で、高貴な姿の女性が、数人の侍女を連れて紅葉狩の宴を催しています。鹿狩りの途中に通りかかった平維茂の一行は、勧められるままに盃を重ね、眠り込んでしまいます。
維茂の夢の中に、男山八幡の末社の神が現れます。ここが戸隠山で維茂は勅命により鬼退治に来たこと、女は鬼が変化したものであることを告げ、八幡神より下された太刀を維茂に授けます。
目を覚ました維茂に、正体を現した鬼が襲いかかりますが、維茂は神剣を振るって勇敢に戦い、ついに鬼を退治してしまうのでした。
能「紅葉狩」の作者は観世信光(かんぜ のぶみつ)です。「幽玄美」を追求した世阿弥(ぜあみ)とは対照的に、「風流」を取り入れた華やかでわかりやすい作品を残しました。将軍や公家の庇護を受けていた世阿弥と違い、応仁の乱に始まる乱世を生きた信光の時代は、幽玄よりも娯楽性が求められた為と考えられています。「紅葉狩」はそうした信光の代表作の一つです。優雅な舞をみせる女の姿から一転して、恐ろしい鬼となって維茂を襲う劇的な展開が見どころです。演じるのは喜多流 粟谷明生(あわや あきお)です。
熱海の紅葉は、毎年11月下旬から12月上旬にかけて色づくため「日本一遅い紅葉」とも言われます。MOA美術館では、日本庭園「茶の庭」の紅葉が一斉に朱に染まるこの季節、秋の演能会「紅葉狩」をどうぞお楽しみください。
11月30日(土) 13時30分開演
能「紅葉狩」
シテ方喜多流 粟谷 明生
狂言「墨塗」
狂言方和泉流 三宅右近
【料金】
SS席 8,000円(友の会7,000円)完売
S席 7,500円(友の会6,500円)完売
A席 5,000円(友の会3,500円)完売
B席 4,000円(友の会2,500円)完売
※各チケットにて、MOA美術館の展示もご覧いただけます。
●座席表はコチラ
【お申し込み】
完売致しました
電話による予約受付とMOA美術館2階受付にて直接ご購入いただけます。
・イープラス: オンライン手続きを行い、各コンビニエンスストアにてチケットの受け取りとなります。(直接購入はファミリーマートのみ)
申込先:MOA美術館 能楽堂 TEL:0557-84-2500
振込先:郵便振替 00860-2-187378 「MOA美術館 能楽堂」
【セットプラン】
・お食事セットプラン:MOA美術館茶の庭内「花の茶屋」の御膳2,500円+チケット代
鑑賞チケット+お食事セット券はコチラ
お申し込み方法:電話のみとなります。(0557-84-2500)