希望の光
私がこの作品を描こうと思ったのは「感謝の心」からです。2020年3月、新型コロナウィルスで突然学校が臨時休校となりました。5月の運動会は延期、また1番楽しみにしていた6月のとうぶ移動教室は中止となってしまいました。外出できず不平不満もいっぱいでした。そんな時「区は中止になったけれど、全国展を開催するので応募してみてはどうですか」とのお電話をいただきました。最後のチャンスだと思い挑戦してみることにしました。6月1日学校再開となり3ヶ月ぶりに先生と友達に会えて、涙が出るほど嬉しかったです。給食も再開して、いっぱいおかわりしました。先生とクラスメイトが全員集合した事は一生忘れないと思います。
母が全国展の絵は何を描くか訊いたけど、まだ決めてなかったので黙っていたら「小学校6年間で1番楽しかった事がいいと思うけど?」とアドバイスをくれたので、5年の時の伊豆高原移動教室に決めました。実はこの作品が完成できたのは、たくさんの温かい心をプレゼントしてくださったからです。そのおかげで感謝の気持ちが生まれ、感謝の心を支えにして絵を完成させることができました。工夫したところは希望の光が未来に向かって光り続けるように、風のイメージ、波のゆれで、時が流れていくことを表現したところです。苦労したところは先生や友達の表情や動きです。母にポーズをとってもらったり、伊豆高原移動教室の写真を見たりしながら描きました。完成して思った事は、この伊豆高原移動教室の思い出を胸に、未来の希望の光に向かって人生の道を歩んでいこうと思います。