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展覧会

開催予定

特別展 十三代三輪休雪 茶の湯の造形

2023.10.20(金) - 2023.12.10(日)

概要

十三代三輪休雪は、山口県萩市に江戸時代初期から続く萩焼窯元の名家に生まれました。青年期にはアメリカに留学して現代アートを学びました。アメリカで大陸ならではの大自然のエネルギーを体感し、帰国後の活動における基盤となりました。十三代が手がける茶碗シリーズ「エル キャピタン」には、大自然のエネルギーが表出しており、伝統の「休雪白」と相まって独自の造形を生んでいます。
本展は、十三代休雪の茶碗を中心に花活、水指などを展示し、日本美術界の第一線で活躍する千住博、杉本博司、室瀬和美の作品並びに南宋時代の墨蹟等を取り合わせます。現代と過去、現代と現代との交錯から生まれる美的展示空間と和敬清寂の世界をご鑑賞ください。

 

十三代 三輪休雪


十三代 三輪休雪
 
1951 山口県萩市に十一代三輪休雪(壽雪)の三男として生まれる
1975 米国サンフランシスコ・アート・インスティテュートに留学
1981  帰国後、「不走庵 三輪窯」において作陶に入る
1984  現代の陶芸Ⅱ「いま、大きなやきものに何が見えるか」展(山口県立美術館)に
  てデビュー作「DEAD END」を発表。
1988  個展「三輪和彦」(西武渋谷店)
1996  「三輪窯 伝統と革新の歩み」展(松坂屋美術館)
2007  日本陶磁協会賞受賞
  国際陶芸アカデミー会員、山口県選奨受賞
2019  十三代三輪休雪を襲名する。
2020 個展「十三代 三輪休雪」(そごう広島、横浜)
 

主な展示作品


 

「エル キャピタン」 十三代 三輪休雪 2022

「エル キャピタン」 十三代 三輪休雪 2019

「寧 銘 弓張月」 十三代 三輪休雪 

「淵淵」 十三代 三輪休雪 2022

「淵淵 銘 まほろば 」 十三代 三輪休雪 2019

「福 」 十三代 三輪休雪 2023

「雪嶺」 十三代 三輪休雪 2022

「雪嶺」 十三代 三輪休雪 2023

「淵坐」 十三代 三輪休雪 2018

「雪嶺」 十三代 三輪休雪 2019

「白き地の詩」 十三代 三輪休雪 2014

 

花冠

「花冠 銘 宝船」 十三代 三輪休雪 2012

 

重文 「無準師範墨蹟 帰雲」 中国・南宋時代 

 

重文 「十一面観音立像」 奈良時代(8世紀) 

 

「ウォーターフォール」 千住 博 1997

 

「海景-ATAMI-」  杉本 博司  1997