『平家物語』は、平安末期から鎌倉初期にかけての日本を舞台に、平家一門の栄華と衰退を通して、人間の栄枯盛衰と無常観を描いた軍記物語の傑作です。戦乱に翻弄される武士や貴族たちの運命だけでなく、彼らの喜びや悲しみ、誇りや後悔と…
2月22日・23日の両日、当館「茶の庭」にて光琳茶会が開催されます。 MOA美術館「友の会」の入会で光琳茶会に参加できます。 国宝『紅白梅図屏風』も展示されるこの機会に是非、ご参加ください。 詳細 日程 2月22…
◆能楽教室 ─ 体験・講座と鑑賞 ─ ユネスコの無形文化遺産にも登録されている能楽は室町時代より600年以上演じ受け継がれてきた日本を代表する舞台芸術です。『夏休み能楽教室』は、第1部を能楽器体験、第2部を能楽鑑賞として…
源平の騒乱の時代を駆け抜けた源義経。その華やかで波乱に満ちた生涯は、英雄として、また悲劇の主人公として様々な物語を生み、時代を超えて人々を魅了してきました。能「船弁慶」は、そうした数ある義経伝説の一つです。平家一門を討ち…
源平の騒乱の時代を駆け抜けた源義経。その華やかで波乱に満ちた生涯は、英雄として、また悲劇の主人公として様々な物語を生み、時代を超えて人々を魅了してきました。能「船弁慶」は、そうした数ある義経伝説の一つです。平家一門を討ち…
松囃子は、室町時代に盛んに行われた新春の祝福芸能で、唱門師をはじめ、村人や町人、侍たちが年の初めに幕府や屋敷を巡り、 さまざまな芸を披露し、祝いの言葉を述べて回ったとされています。当時は風流的な要素が色濃く見られましたが…
例年11月中旬から12月初旬にかけて、茶の庭のモミジは美しく紅葉し、隠れた紅葉狩りスポットとして人気を集めています。 茶の庭では、ススキ、リンドウ、ホトトギス、ハギなどの秋草が見られます。 赤や黄色の紅葉を愛でながら、茶…
MOA美術館のコレクションは、創立者・岡田茂吉(1882 ~ 1955)が蒐集した日本・中国をはじめとする東洋美術を中心に構成されています。その内容は、絵画、書跡、彫刻、工芸等、多岐にわたり、各時代の美術文化を語る上で欠…
近代風景画家の第一人者、吉田博(1876-1950)は、こよなく自然を愛し、自然のなかにこそ美があり、自然とそれを直接見ることのできない人との間に立って、その美を表わすことを画家の使命としました。 博の作品のほとんどは自…
琳派は、狩野派・土佐派のような家系や師弟関係を中心とした流派とは違い、作風に対する共感などにより、後の作家達に継承されました。江戸時代初期の本阿弥光悦(1558-1637)や俵屋宗達(生没年不詳)らにより始まり、中期の尾…