イベントカテゴリ: 展覧会

葛飾北斎(1760-1849)の代表作として知られる「冨嶽三十六景」を「北斎 The Great Wave×Digital」と題して、デジタル技術を活用した新しい角度で展観します。 「冨嶽三十六景」は富士の周辺を廻って様…

岩佐又兵衛勝以(1578 〜1650)は、豊かな頬と長い頤( おとがい) の人物表現や大和絵と漢画を折衷したような独特の画風で一世を風靡し、のちの絵画に多大な影響を与えました。なかでも古浄瑠璃の正本(テキスト)を詞書とし…

重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)の中野孝一氏は石川県に生まれ、大場松魚に師事して、蒔絵を中心とする伝統的な漆芸技法を幅広く修得しました。高蒔絵、研出蒔絵、螺鈿、平文、卵殻など多様な技法を駆使しつつ、兎や栗鼠などの…

今春、イタリアのヴェネツィア・ビエンナーレに合わせてミケランジェロ財団主催「ホモ・ファーベル展」(4月10日〜5月1日)が開催されました。その企画の一つ「12 Stone Garden」は12名の人間国宝(重要無形文化財…

2021年に当館で開催した「#琳派」の第2弾として、歌川広重の「東海道五十三次」を取り上げます。江戸時代、大都市に成長した江戸では、活発な経済活動を背景に町人の文化が開花し、庶民の関心事を主題とする浮世絵がめざましく発展…

岡田茂吉賞は、創設以来、現代日本工芸の最前線で活躍する作家の顕彰に努めてきました。第22回を迎える本賞は、わが国美術界の第一線で活躍する有識者、研究者に選考委員として就任いただき、現在最も活躍している若手工芸家 8 名を…

わが国が誇る工芸技術の一つである「陶芸」は、時代とともに技法や表現が多様化し、今日まで著しい進化を遂げてきました。とりわけ昭和戦後期以降には、陶芸家の創作活動が活発になり、意欲的な作品が次々と発表されています。 本展は公…

今年も世界の「びじゅつ」を歌とアニメで紹介するNHK Eテレ『びじゅチューン!』で大人気の井上涼による特別展を開催します。金が用いられたアートをテーマに、「井上涼展 キラキラ☆ゴールデンびじゅチュ館」と題した熱気溢れる展…

MOA美術館のコレクションは、創立者・岡田茂吉(1882~1955)が蒐集した日本、中国をはじめとする東洋美術を中心に構成されています。その内容は、絵画、書跡、彫刻、工芸等、多岐にわたり、各時代の美術文化を語る上で欠くこ…