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◆北斎 「冨嶽三十六景」について  「冨嶽三十六景」は、葛飾北斎(1760~1849)の出世作で、天保2年(1831)頃に版元西村永寿堂から順次発表され、最初に36図が完成し、後に10図が追加出版されたものと考えられてい…

「紅白梅図屏風」は、二曲一双の金地を背景に白梅と紅梅を対峙させ、「たらし込み」の技法を用いて梅樹を写実的に表現する一方で、図案化した梅花や水流を配し装飾的な画面をつくりあげています。尾形光琳が最晩年に制作した最高傑作とし…

矢萩春恵さんは、文字のもつ心や豊かさなどの表情を、鍛えられた書線で表現し、華やかさ、しなやかさ、そして強さに溢れた独自の書の世界を築いた女流書家の第一人者です。長年にわたり、国の内外で数々の個展を開催し、多くのファンに支…

本展はリニューアルオープンを記念し、創立者・岡田茂吉のコレクションの中から厳選した日本・中国美術の名品を展覧するものです。さらに、杉本博司氏の代表作「海景」シリーズの中から、熱海の海を撮影した「海景-ATAMI」や映像作品「加速する仏」などもご紹介します。

本展では現代の生活に起伏を与える視点から、食器、酒器、茶道具など、暮らしの中の伝統工芸をテーマとして、多彩な作品約60 点を展観します。

今回の展観は、展示室のみならず「黄金の茶室」での特別陳列、茶の庭での点心と喫茶、ミュージアムショップの特選茶の湯グッズ、そして、千宗屋氏による講演会と茶席など、美術館全体を活用し茶の湯の世界を体感できるよう紹介します。この機会に是非ご鑑賞ください。

本展では、夏休みにあわせ子どもから大人まで親しまれている「冨嶽三十六景」全46図を一挙に公開します。世界に誇る北斎の傑作をご家族でご鑑賞ください。

尾形光琳(1658~1716)は、本阿弥光悦や俵屋宗達の作風を慕いながら、独自の画風を築き上げた琳派の大成者として知られています。MOA美術館は、昭和60年、開館3周年記念事業として小西家文書の中にある光琳筆の図面や大工…